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ブブゼラの音だけカット、フランスのTV局が成功 W杯

2010年6月18日18時41分

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 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、観客が吹き鳴らしている民族楽器「ブブゼラ」の音だけを除去して試合を放映することにフランスのケーブルテレビ局が成功した。AP通信が17日に報じた。ブブゼラの音は虫の大群の羽音のような低音。試合を盛り上げる一方で、世界中のテレビ視聴者などから耳障りだとの苦情も出ている。

 このテレビ局は映画の音響効果で用いる機器を使用し、ブブゼラの音の周波数だけをカットした。ほかの観客の声援や、アナウンサーの実況などは、そのまま聞こえるという。

 15日にテストを行い、17日のアルゼンチン―韓国戦で放送を実施。テレビ局の担当者によると「ほぼ完璧(かんぺき)だった」という。このテレビ局では今後もブブゼラ抜きの放映を予定している。

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