会計はビジネスの共通語。一緒に勉強しましょ。
会計スキル・USCPA
おむすび通貨 その2 地域通貨
いろいろ調べてみたら、ゲゼルの自由貨幣理論も、オーストリアのヴェルグルの減価する地方通貨のハナシも結構メジャーなハナシで、私が知らないだけだったようで、
昔、NHKで、こういう番組をやってたんですな。
テキストでも読めるようにされてますが、
エンデの遺言 〜根源からお金を問う〜 テキストにおこしたもの
シナリオ要約
時間があるんなら、是非映像を観ることをお勧めします。
これ観て思うんですが、これ、今日的な価値がとってもありますな。
番組製作は随分前なんですが、今の方がずっと切実に訴えるものがあって、それは、
1.地域通貨が、財政が悪化した日本の地方政府のヒントになり得る
たとえば夕張なんか、予算が無くて困ってるトコで地方通貨を発行するなんてどうですかね。番組のイサカ通貨のトコで、大恐慌下の米国で、いくつも地域通貨が発行されたなんてハナシがありますね。その後、ニューディール政策によって地方にお金が回ってきたんで地域通貨もすたれたってことですが、日本で地方にお金が回らなくなった今、財政補完として地域通貨を発行するということは考えられる。
これはおむすびレベルよりはるかに大きなハナシになりますが、真剣に検討に値すると思いますがね。
2.地域通貨が、地方の経済を支える
同じくイサカのトコで、地域通貨は、地域の富を地域にとどめておくことができる、となんとかいう未来学者が話してます。たとえば、地方のドーロ沿いのでっかいショッピングセンターで買い物をするってことは、その代金は、一部は地元に給与やら、ゴミの処理やらで落ちますがそれはせいぜい2割か3割のわずかであって、仕入れ代金やら、利益やら、大部分は大都市の本社に吸い上げられてしまって、残らない。
地域通貨は地元でしか使えないんで、地域通貨を推進するということは、地域で経済を回すということなんですな。もしでっかいショッピングセンターも地域通貨を受け取るということになると、その受け取った通貨を、地元からの仕入れやなんかで使わざるを得ない。この通貨を推進するということは、地元経済を振興するということ、東京中心主義に対抗するということでもあるということ。番組では、銀行もイサカを受け取るとありました。受け取ったイサカは清掃の費用みたいな、地元に支払う分に回すとかでしたね。
まあフツーは、ショッピングセンターみたいなトコは後回しでおにぎり通貨みたいに、まず、地元の商店街や零細農家あたりから始めると良いですな。
地方政府が、生活保護の足しに、地域通貨を発行給付して、給付された人は地元の商店街で食べ物を買う。商店街は地元の農家から仕入れたり地方税を納めたり、農家は自分の食う分を商店街で買ったり地方税を納めたり。
3.農業振興ってか衰退防止
これまたイサカのケースですが、零細農家が、地域住民に支えられていると言ってます。イサカを受け取る農家は地元農家ということで、住民が積極的に農産物を買ってくれる。あるいは地域通貨が使えるのは地元農家だけなんで、地域通貨が発達すれば、地元農家は地元に良く売れるということでもある。
じっちゃんばあちゃんが、趣味的にやってる農家が多くて、作物は本当なら売り物になるが、それもしんどい、となり近所にタダで配ってるみたいな場合、地域通貨ならそういう作物をかるーく、売って生活の足しにすることもできる。生活水準、わずかながら確実に上がります。
うーんまだまだ書き足りない。けど、もう遅いんで今日はこの辺で。
昔、NHKで、こういう番組をやってたんですな。
テキストでも読めるようにされてますが、
エンデの遺言 〜根源からお金を問う〜 テキストにおこしたもの
シナリオ要約
時間があるんなら、是非映像を観ることをお勧めします。
これ観て思うんですが、これ、今日的な価値がとってもありますな。
番組製作は随分前なんですが、今の方がずっと切実に訴えるものがあって、それは、
1.地域通貨が、財政が悪化した日本の地方政府のヒントになり得る
たとえば夕張なんか、予算が無くて困ってるトコで地方通貨を発行するなんてどうですかね。番組のイサカ通貨のトコで、大恐慌下の米国で、いくつも地域通貨が発行されたなんてハナシがありますね。その後、ニューディール政策によって地方にお金が回ってきたんで地域通貨もすたれたってことですが、日本で地方にお金が回らなくなった今、財政補完として地域通貨を発行するということは考えられる。
これはおむすびレベルよりはるかに大きなハナシになりますが、真剣に検討に値すると思いますがね。
2.地域通貨が、地方の経済を支える
同じくイサカのトコで、地域通貨は、地域の富を地域にとどめておくことができる、となんとかいう未来学者が話してます。たとえば、地方のドーロ沿いのでっかいショッピングセンターで買い物をするってことは、その代金は、一部は地元に給与やら、ゴミの処理やらで落ちますがそれはせいぜい2割か3割のわずかであって、仕入れ代金やら、利益やら、大部分は大都市の本社に吸い上げられてしまって、残らない。
地域通貨は地元でしか使えないんで、地域通貨を推進するということは、地域で経済を回すということなんですな。もしでっかいショッピングセンターも地域通貨を受け取るということになると、その受け取った通貨を、地元からの仕入れやなんかで使わざるを得ない。この通貨を推進するということは、地元経済を振興するということ、東京中心主義に対抗するということでもあるということ。番組では、銀行もイサカを受け取るとありました。受け取ったイサカは清掃の費用みたいな、地元に支払う分に回すとかでしたね。
まあフツーは、ショッピングセンターみたいなトコは後回しでおにぎり通貨みたいに、まず、地元の商店街や零細農家あたりから始めると良いですな。
地方政府が、生活保護の足しに、地域通貨を発行給付して、給付された人は地元の商店街で食べ物を買う。商店街は地元の農家から仕入れたり地方税を納めたり、農家は自分の食う分を商店街で買ったり地方税を納めたり。
3.農業振興ってか衰退防止
これまたイサカのケースですが、零細農家が、地域住民に支えられていると言ってます。イサカを受け取る農家は地元農家ということで、住民が積極的に農産物を買ってくれる。あるいは地域通貨が使えるのは地元農家だけなんで、地域通貨が発達すれば、地元農家は地元に良く売れるということでもある。
じっちゃんばあちゃんが、趣味的にやってる農家が多くて、作物は本当なら売り物になるが、それもしんどい、となり近所にタダで配ってるみたいな場合、地域通貨ならそういう作物をかるーく、売って生活の足しにすることもできる。生活水準、わずかながら確実に上がります。
うーんまだまだ書き足りない。けど、もう遅いんで今日はこの辺で。
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