15日、展示物をくすねる、吸殻や使用済み紙おむつをポイ捨てするなど、上海万博会場で炸裂するマナー違反行為の数々。係員がどんなに注意しても、「お願い」の看板を立てても、ほとんど効き目はないようだ。写真は万博会場内のゴミ箱とゴミ収集車。

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<上海万博>消える展示物、溢れるゴミの山…マナー違反が炸裂―上海市
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2010年6月15日、展示物をくすねる、吸殻や使用済み紙おむつをポイ捨てする、ショーを見る時も大声を出す―。上海万博会場で炸裂するマナー違反行為の数々。係員がどんなに注意しても、「お願い」の看板を立てても、ほとんど効き目はないようだ。新民網が伝えた。

まずはスウェーデン館。「イケア(IKEA)」の可愛い小物に溢れたキッチンコーナーなどでは、来場者が実際にオシャレな北欧生活を体験できるほか、おもちゃを備えたキッズ向けの休憩エリアまで用意されている。だが、これが裏目に出たのかキッチン小物やぬいぐるみが頻繁に「行方不明」になるのだとか。防犯措置は取っていないため、「その都度補充するしかない」と係員はあきらめ顔だ。

チェコ館では館内の芝生エリアにタバコの吸殻を捨てる人が後を絶たない。清掃スタッフの謝徳桔(シエ・ドージエ)さんによれば、紙くずや吸殻などのポイ捨ては多い時で1日にゴミ袋7〜8袋分にも上る。巨大なハイテク機器「黄金の涙」のコーナーも油断するとすぐにゴミが散乱するため、目を光らせてその都度拾う作業を繰り返しているという。

カラフルな外観が目を引くエストニア館。同館には都市作りに関する来場者の願いや助言を書いて投函する「ブタの貯金箱」が33体置かれているが、これがちょうど来場者の「ゴミ箱兼ベンチ」と化している。係員の李(リー)さんは「貯金箱を開ける度、ゴミの山が出てきてうんざりする」と話す。ブタの身体も傷だらけになってしまうため、週に1度の補修が欠かせない。

このほか、小規模パビリオンの出口では「長い時間並ばせておいてこんな物しか見せられないのか!」といった類の罵声が聞こえることもしばしば。記事はこうした惨状に「割り込みをしない、むやみにタンを吐かないといったマナーを守るのはもちろんのこと、見学者としてあるべき姿についても考えるべき」と苦言を呈している。(翻訳・編集/NN)
2010-06-16 12:58:47 配信

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