2010.6.18 11:18
国民新党の森田高政調会長は18日午前、菅直人首相が消費税率の10%への引き上げに言及したことに対し、国会内で記者団に「消費税増税でGDP(国内総生産)が下がったら、所得税や法人税の税収が下がり、むしろ税収全体が減る可能性すらある。今は増税の時期ではなく、3年間程度は景気回復に集中すべきだ」と反論した。
さらに、首相が平成16年に自らの年金未払い問題で民主党代表を辞任し、頭を丸めてお遍路姿で四国巡礼に出た過去に触れ、「税収やGDPの根拠もなく言ったのであれば、四国をもう1回、お遍路さんで回って頭を冷やした方が、国民のためにも本人のためにもいい」と批判した。