「お遍路で頭冷やせ」 首相の消費税10%発言に国民新、森田政調会長

2010.6.18 11:18

民主党参院選マニフェスト発表記者会見で、消費税率10%への引き上げを言及する菅直人代表=17日午後、東京都港区六本木(寺河内美奈撮影)

民主党参院選マニフェスト発表記者会見で、消費税率10%への引き上げを言及する菅直人代表=17日午後、東京都港区六本木(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • 2004年7月、年金未納問題で代表を辞任した後、丸刈りの遍路姿で四国八十八カ所を巡る菅直人氏=高知県室戸市

 国民新党の森田高政調会長は18日午前、菅直人首相が消費税率の10%への引き上げに言及したことに対し、国会内で記者団に「消費税増税でGDP(国内総生産)が下がったら、所得税や法人税の税収が下がり、むしろ税収全体が減る可能性すらある。今は増税の時期ではなく、3年間程度は景気回復に集中すべきだ」と反論した。

 さらに、首相が平成16年に自らの年金未払い問題で民主党代表を辞任し、頭を丸めてお遍路姿で四国巡礼に出た過去に触れ、「税収やGDPの根拠もなく言ったのであれば、四国をもう1回、お遍路さんで回って頭を冷やした方が、国民のためにも本人のためにもいい」と批判した。

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