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2010年6月17日(木) 19:23 |
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小学校でアユモドキの産卵準備
岡山県内に生息する国の天然記念物アユモドキを増やそうと、岡山市の小学校が人口繁殖に取り組んでいます。 17日その小学校で産卵のための準備作業が行われました。 産卵を促すあるものが水槽に入れられました。
アユモドキは京都府と岡山市の賞田地区や吉井川にしか生息してない国の天然記念物です。 アユモドキの人工繁殖に取り組んでいるのは、岡山市立高島小学校の5年生です。 17日、産卵に必要な田んぼの土を細かく削り、袋に入れてアユモドキの親魚がいる水槽につけて揉み解しました。 アユモドキは水が入った休耕田でしか産卵しないといわれていて、岡山市教育委員会によりますと、田んぼの土の匂いが産卵を誘発させるのではと話しています。 高島小学校には人口繁殖のために親魚が10尾飼育されています。 魚を脅かさないように静かに作業は行われました。 果たしてアユモドキは産卵するのか、高島小学校と岡山市教育委員会は今後、注意深く観察することにしています。
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