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 2010年6月17日(木) 19:23
岡山大学、肺がん手術に新技術
肺がんの手術に新技術です。
これまで片方の肺をすべて摘出すると肺の機能がかなり落ちる問題がありました。
今回、岡山大学では肺機能の大幅な低下を解消するため、肺移植の技術を使った新しい手術方法を開発し成功しました。

4日前に肺がんの手術をした60代の男性です。
17日集中治療室を出て、18日から、歩くリハビリを始める段階まで回復しています。
これまでの手術方法では、この男性の場合ここまでの回復は見込めなかったといいます。
男性の肺がんは、右肺の気管支の根元にできていました。
岡山大学病院では、肺機能を少しでも失わないようするためにこの男性への手術に肺移植のノウハウを取り入れました。
この男性のような肺がんの場合、これまでの手術では、右の肺をすべて摘出するしかなく肺機能が著しく低下します。
回復しても歩行がやっと、日常生活も制限されます。
今回、岡山大学では、取り出した右肺のがんがない部分だけを切りわけ、再び本人に移植するという方法をとりました。
このため、男性は肺機能が7割以上残りました。
岡山大学では今回、手術のときに肺移植チームを呼び、取り出した肺に外でも8時間保存できるような処理を行いました。
肺移植を多く手がけてきた岡山大学だからこそできる新しい手術方法です。
男性は、肺がんの手術の後も肺機能の75%が残り、順調にいけば2週間程度で普通の生活に戻れるということです。
大藤医師は、この新しい手術方法を今後、学会や論文などで報告し、手術をあきらめていた人への朗報になればと期待しています。

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