ISUジャッジシステム3
最初に、お知らせです。以前、キム・ヨナがヒラリー・クリントンへ手紙を書いたという記事を記載しました。 http://azplanning.cocolog-nifty.com/neko/2010/04/post-139f.html
その返事がきたそうです。
去る4月、キム・ヨナがヒラリー・クリントン米国国務長官に送った自筆手紙が公開されて
話題を集めたのに続き今回はクリントン国務長官がキム・ヨナに返事に送った書信が、もう一度注目を集めている。
キム・ヨナのマネージメント会社、オールザッツスポーツはクリントン国務長官がキム・ヨナに送った手紙を公開した。オールザッツスポーツ関係者は去る世界選手権大以後、韓国にずっと留まったキム・ヨナが、5月31日現地訓練のためにトロントに到着した時に、発送されたクリントン長官の書信が一歩遅れて発見されたと明らかにした。
クリントン長官は、去る2月26日、ユ・ミョンファン外交部長官との会談中に、バンクーバー
冬季オリンピックでのキム・ヨナの演技に対して、惜しみなく称賛したことがあり、この書信はこれに対する感謝の気持ちで、キム・ヨナがクリントン長官に送った自筆手紙に対する肯定的回答だ。
クリントン長官は書信を通じてキム・ヨナが「氷上の上でも外でもオリンピック精神の見本」としながら、「ハイチ地震の救助活動のために、相当な財政的支援を提供したという事実に非常に感動したし、今後もキム・ヨナの歩みを関心をもって見守るつもりだ」と伝えた。
これに対してトロントで現地訓練中のキム・ヨナはオールザッツスポーツを通じて「返事を送って下さるとは思わなかったので、手紙を受けとった時は本当にびっくりしたし、感謝しています。」として、「今後も熱心に努力して美しい演技を見せてさしあげたい」と話した。
一方現在のカナダ、トロントで訓練中であるキム・ヨナは7月23~25日にイルサンキンテックスで開かれる、「三星エニーコール-ハウゼンオールザッツスケート サマーアイスショー」に参加する予定だ。
(2010.6.9 中央日報)
韓国の親善大使ですからね・・・
昨日の続きです。おもしろい文書を入手しました。
2005年に東京で開催されたグランプリファイナルの資料です。
日付は2005年9月11日、この文書は日本スケート連盟のホームページにはありませんでしたから、削除されたのか、もしかしたら内部文書かもしれません。
ここに、スポーツ局長のペーター・クリック氏の名前があります。
スポーツ局はもともと大会運営の事務、特に渉外交渉や宣伝、スポンサー営業などを担当する部署でした。つまり、イベントコーディネーターです。前述の文書のように、ISU主要大会の運営責任者・連絡先として「スポーツ局」が出てくるのは、そのためです。
下部組織にフィギュア・スポーツ担当、スピード&ショートラック・スポーツ担当が補助的なものとして存在しているようです。
スポーツ局は不思議な組織で、この組織に属する人は局長であるドイツ人のペーター・クリック氏一人しかいません。ですから、規約でスポーツ局と言えば、クリック氏を指しているのです。なぜ本来は、実務的な部署であったはずのスポーツ局が、ジャッジ査定委員会と技術審判員対して、重要な権利を掌握してしまったのでしょうか?
このような規約が成立するには、理事会の後押しがなければ不可能です。
権力を握るきっかけになったのは、新採点制度を起案した「新制度特別委員会」のメンバーにクリック氏が入ったことです。この時のメンバーはクリック氏、ラケルニク氏、ショウ氏、ルンドマーク氏(シンクロ担当)、テッド・バートン氏(技術顧問)の5人です。
現在、この組織は役目を終えてなくなり、メンバーの中には、現在公的な役職についていない人もいますが、チンクワンタ会長が推し進めた革新的な採点方法の成立に尽力した功績によって、クリック氏は、その発言力を増大させたと思われます。
また、クリック氏は、「ドイツグループ」と呼ばれる一派です。「ドイツグループ」の考え方とは、「音楽表現が、ジャンプより重要」「フィギュアスケートは芸術」というもので、彼等の精神的支柱は、「カタリナ・ビット」です。
カタリナ・ビットが「表現力と芸術性」でジャンパーに勝ったという伝説を拠り所に、ジャンパーを徹底的に排除しようとするのです。そして、この「ドイツグループ」は、日本選手を嫌っています。
日本を嫌うきっかけは、伊藤みどりの存在でした。彼女は、女子選手として世界で初めて公式戦で3-3のコンビネーションジャンプや、3Aを成功させるなど、女子フィギュアスケート界に数々の金字塔を打ち立て、その傑出したジャンプ技術は、それまで優雅に氷上を舞う芸術だったフィギュアスケートを、鍛え上げられたアスリートが技を競い合うスポーツへと変革させたのです。
伊藤みどりは、1989年、「もっとも高得点をとったフィギュアスケーター」としてギネスブックに掲載され、2004年3月25日には、日本人として初めて世界フィギュアスケート殿堂入りを果たしました。
1988年2月に高校3年生で出場した、カナダのカルガリーオリンピックでは、苦手の規定では10位と出遅れたものの、SP・FSともにノーミスの演技を披露し、特に女子シングルのフリーでは、自国カナダのエリザベス・マンリーと伊藤みどりの二人だけが、カルガリーの観衆からスタンディングオベーションを受けました。この時は、芸術点は伸び悩んだものの技術点では高い評価を得て、総合5位入賞(ショートだけでは4位、フリーだけでは3位)と健闘しました。
競技終了後、「順位が低いのでエキシビションには呼ばれない」と考えて一旦宿舎に帰ったものの、呼び戻されて、カルガリー五輪の最終日のエキシビションでは、最終演技者となって、再びカナダの観衆を大いに沸かせました。
この時の様子を見ていた、カルガリー大会で、前回のサラエボ大会に続いて五輪2大会連続の金メダルを獲得したドイツのカタリナ・ビットが、「観客はゴム鞠が跳ねるのを見に来ているわけではない」と、発言したため、「フィギュアスケートは、芸術かスポーツか」という論争を生むことになったのです。
「ドイツグループ」では、このカタリナ・ビットの発言が未だに支配的なのです。
ですから、安藤美姫が4回転を跳ぶ事に嫌味を言い、浅田真央の3Aに眉をひそめて、日本人はジャンプしか理解できない、これでは芸術としてのフィギュアスケートがおかしくなると考えているのです。
ドイツのスケート連盟指導部も、2002年のソルトレーク・スキャンダルと新採点の採用にあたって、二つに分かれました。新採点を拒否した人間は、チンクワンタ会長に除名・追放されましたが、クリック氏のように、新採点システムを構築した人間は、重用されることになります。ところが、選んだ道は違っても、「ドイツグループ」の理念は変わらないのです。
彼等は、ドイツの国際ジャッジやISU関係者、さらにドイツ連盟の指導者、フィギュア関係の専門家、ジャーナリストなど、多くの人間から成り立っているグループです。日本選手を嫌悪する彼等は、キム・ヨナと急速に接近しました。例えば、ドイツ専門誌「アイススポルト・マガジン」は、荒川静香や安藤美姫らのオリンピックや世界選手権の優勝者を無視し、浅田真央もスルーして、キム・ヨナを表紙にしました。
ですから、2007年トリノのグランプリファイナル後に行われたインタビューで、クリック氏は、「3Aを跳んだ選手が勝てなくても、全く気にすることはない」「3Aは確かにハイライトだが、他にも重要なことが多数ある」「多くの構成要素、スピン、ステップ、ムーブメント、音楽の解釈が重要」「そしてキム・ヨナ選手は、どんな種類の曲であっても、表現できる感性があり、それはジャンプよりも重要なことで、彼女は素晴らしい選手だ」と発言しています。
キム・ヨナを利用して、日本人ジャンパーを撲滅し、芸術がスポーツに勝ることを立証しようとする、ドイツグループの考えが透けて見えます。
こんなクリック氏という人物が、思いのままにジャッジ査定委員会と技術審判を掌握して、判定の正否すら決定できる絶対的な権力を握っている状況は、日本選手にとっては地獄に等しい状況なのです。また、夫人のシシ
ただし、絶望的な状況ではありません。それは、2018年の冬季オリンピック招致活動で、韓国とドイツが争うことになったからです。ドイツのミュンヘンはカタリナ・ビットを立てて、韓国の平昌はキム・ヨナを立てて競争することになります。
クリック氏は、どちらを応援するのでしょうか?韓国では、世界最高得点をマークしたキム・ヨナはカタリナ・ビット以上だと言っていますが・・・
次回は、デヴィッド・ドレ副会長が掌握する技術委員会についてです。
◇皆様へのお願い◇
Figure skating Protection Union(フィギュアスケート保護連合、略称FPU)への、ご協力をお願い致します。
FPUホームページ http://fpu.nobody.jp/
* 今 日 の 猫 *
丸まって寝ているランちゃんです。
皆さんの愛猫を紹介してみませんか?
ご希望の方はメールまたは掲示板より、写真を添えて送って下さい。
☆ お 知 ら せ ☆
*宮崎県で発生した口蹄疫について。新着情報が入れば、随時更新します。 コメントも投稿できますので、情報がありましたら、お知らせ下さい。http://azplanning.cocolog-nifty.com/neko/kouteieki.html
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コメント
……。
アヌシー頑張れ!
投稿: すて | 2010年6月10日 (木) 10時04分
すてさん
2018年のオリンピックは韓国以外なら、大丈夫です。
2014年のソチまでに、フィギュアスケートから不正が無くなるように頑張りましょう!
投稿: 黒猫 | 2010年6月10日 (木) 10時41分
初めまして。
興味深く読ませていただきましたが、一つだけ、気になったことがあるので。新採点は、確かに日本「女子」には不利だったかもしれませんが、男子にとってはそうでもなかったのでは、と思います。「女子」=「日本」とされてしまっているようなので、そのへんの視野はどうなのかなと気になりました。
投稿: 通りがかり | 2010年6月10日 (木) 11時05分
通りがかりさん
こういうハンドルネームで投稿するのは止めて下さい。
匿名とは言え、発言には責任を感じてほしいと思います。
男子も採点で影響を受けています。
オリンピックでは、小塚崇彦が影響を受けていますし、プルシェンコ、ジョニー・ウイアーも正当な順位ではないと思います。
今回の記事では、ISUのジャッジシステムについて記載しています。
女子の採点だけをフォーカスしたものではありません。
>「女子」=「日本」とされてしまっているようなので、そのへんの視野はどうなのかなと気になりました。
そう考える貴方の視野の狭さが問題ではないでしょうか?
反論があるなら、ちゃんとしたハンドルネームを名乗って出直して下さい。
投稿: 黒猫 | 2010年6月10日 (木) 11時16分
面白そうな記事ですね。続きを楽しみにしてます。
小生、憲章・規則を読んでちょっと勉強中でして、気づきの点をコメントします(ただ、あくまで憲章・規則を読んで小生が想像している内容との相違を指摘するもので、ISU内部の現状につき独自情報を持っている訳ではないです)。
>スポーツ局は不思議な組織で、この組織に属する人は局長であるドイツ人のペーター・クリック氏一人しかいません。<
ペーター・クリック氏は、あくまでスポーツ局の長(Chair of the Sports Directorate)で、一人しかいないというのは、どうでしょうか。
The Sports Directorate(スポーツ局)は、憲章19条1a)及び2b)によれば、合議制の機関で、ISUサイトによれば、現状3名構成です(別途、補助的に事務局スタッフがいる可能性も有り)。
http://www.isu.org/vsite/vcontent/page/custom/0,8510,4844-161657-178872-20148-73966-custom-item,00.html
投稿: Kalashnikov | 2010年6月10日 (木) 11時22分
いつも興味深く読まさせて頂いて賛同出来る事ばかりです。電通、イジヒジャッジ。天野真氏、それにクリック氏。真央選手の周りは本当に酷い状況ですね。なんだか希望の光が見えなくてうんざりしてきています。昔から映画で巨悪の根源は権力者のトップという定番そのものですねまったく。けれども私達ファンが少しでも声をあげていけばいずれはそれは小さな声ではなくて大きな力となるのではないかと希望的観測をしています。またいろいろお教え下さい。
投稿: すみこ | 2010年6月10日 (木) 11時37分
>Kalashnikovさん、コメントありがとうございます。
カラシニコフとは、おもしろいハンドルネームですね。
ご指摘の件ですが、スポーツ局がクリック氏一人というのは、役員名簿(リンクを貼り付けていただいたものと同じ)を見てのことです。
記事中では、
>下部組織にフィギュア・スポーツ担当、スピード&ショートラック・スポーツ担当が補助的なものとして存在しているようです
という事も書いております。
また、当然ですが、事務方の職員は存在しているでしょう。
問題提起の意味は、イベント以外に、審判員の監査も行っているのに、なぜ技術委員会などのように複数のメンバーがいないのか?という事です。
一人の責任者が大会の運営から、審判員の監査まで行うのは、公平性から考えると問題があるのでは?という意味です。
憲章・規則を勉強中とのことですが、何か情報がありましたら、教えて下さい。
>すみこさん
FPUを立ち上げましたので、是非ご協力願います。
投稿: 黒猫 | 2010年6月10日 (木) 12時19分
芸術とスポーツ議論
安藤美姫選手や浅田真央選手は充分芸術的ですよ。どの辺が芸術的じゃないのでしょうか!?
ジャンプだけの選手じゃないですよ。
KY選手ほとんどステップしてないのにどういう説明できるのでしょう。
わけのわからない採点擁護する人達はジャンプだけの選手とレッテル貼って芸術論で煙にまくのが常套手段です。
プルシェンコ選手に対しても4回転ジャンプをクローズアップされてますがステップでも魅せられる選手です。
フジの某アナウンサーがバレエ習って来いと、釈迦に説法な恐ろしトンチンカンな発言してました。プルシェンコ選手はバレエリーノにバレエ学校からスカウトにきたほどです。
芸術とは何でしょうか?
安易に芸術論つかって逃げるフィギュアスケート関係者に怒りを覚えます。
ドイツと韓国でどんどん仲間割れしてください。
投稿: 小夜子 | 2010年6月10日 (木) 12時24分
バンクーバーオリンピック女子SPおそロシア解説日本語字幕スーパー入り
http://nicomoba.jp/watch/1276014001/f?cp_webto=watch_mfri&guid=ON
http://nicovideo.jp/watch/1276014001/f?cp_webto=watch_mfri&guid=ON
ロシア人解説者がジャンプ以外でスピンやステップでなぜKY選手が浅田真央選手よりGOEが高いのか疑問を呈してます。
投稿: 小夜子 | 2010年6月10日 (木) 12時34分
浅田真央選手や安藤美姫選手がドイツ人や韓国人だったら同じ演技でも急に彼女達は最高に芸術的だと絶賛しそうですね。
そういうことはあってはならないこと。どこの国の選手で区別じゃなくて演技内容のみでジャッジは採点しなくてはいけないはずです。
建て前上そうですとお世辞にも言えない状況です。
投稿: 小夜子 | 2010年6月10日 (木) 12時44分
上手く伝わらなかったようですね。
スポーツ局の決定は、3名の投票で決定
と解釈されるという点を伝えたかったのです・・・
投稿: Kalashnikov | 2010年6月10日 (木) 12時59分
>小夜子さん
ドイツグループは、ロシアも嫌っています。
フィギュアスケートは、スポーツと芸術が融合したものであるべきですが、彼等は自分達の芸術の解釈だけが絶対と盲信しているようです。
ロシアの舌打ちが聞こえるようですね・・・
>Kalashnikovさん
そういう意味でしたか。
とんちんかんな返答ですみません。
投稿: 黒猫 | 2010年6月10日 (木) 13時03分
特定の国のグループによって自分達の謎の芸術論盲信してほかの国のグループの芸術は排除。
国際競技として成り立たないことを堂々とISUの人間達が主張してしまってますね。
同一のよくわからない芸術の枠組みでしか採点できませんということになってます。(左右にぶれたスピンやぐらぐらしたスパイラルやステップほとんど踏まないで立ち止まってクネクネ踊ってる芸術性を刺激される感性)
残念ながら、ISUの黒い人間が色々言い訳すればするほど、芸術性の感性の激しい違いで世界中の選手が参加する競技種目として不適切だと聞こえしまいます。
よろけたりするスパイラルが刺激的なのでしょうか。
綱渡り的なドキドキ感に感性を揺り動かされてたまらないのでしょうか?私にはさっぱりと理解出来ない感性と芸術論です。
投稿: 小夜子 | 2010年6月10日 (木) 13時43分
以前他所でクリップだかクリックだかの記事を読んだのですが、その時には自分も情報、認識不足でよく解らなかったのですが、黒猫さんの記事は非常に解りやすいです。
そもそもスポーツとは誰のためにあるのか?いかにも金持ちの貴族趣味のような連中のためなら、秘密の会員制クラブでも作ってそこでやれば良い。芸術を語った所で、所詮「有名」絵画などを高価に買い取る事で悦に入るだけで、真の「芸術」など解ろうはずも無い。
政治や団体、組織で造られた文化や芸術など単なるハリボテでしか無い。ましてや広告代理店など論外。一時のまつりです。
私見ですが、日本国内にもドイツ支持派と名古屋派?がいて、優秀な選手ばかり出てくるので、嫉妬している連中が実権を握っているのでは?ならば、今のおかしな状況も合点がいきます。後はそこにつけ込んだ蠅がたかって歪んだ不可解さを醸し出しているのだと思います。
ここまでくると、表面的に次期候補地に立候補しながら、実はその後を「韓」、次は「独」で企てていて出来レースになるのでは?との不安も沸いてきます。
IOC、ISU、FIFA、どれも銭ゲバになった時点で終わりましたね。
幹が腐ると葉も腐るごとし。
よく一つの競技には実績だけでなく、人格者としても多くの人に愛されるような人物がいて、その方が、こういう組織、団体にもの申す「御意見番」がいるのですが、フィギュア界にはいないのでしょうか?御意見番がドイツ派?
投稿: アクセルフォーリー | 2010年6月10日 (木) 14時07分
「検証キムヨナのここがすごい」の動画、早速IBによって削除されているようです。キムヨナにとって大変都合が悪い、ということを証明しているようなものですね。著作権侵害、などと言っていますが、それならキムヨナのすべての動画を削除するんでしょうかね。そうじゃないと、つじつまが合わないですよね。さあ、オリンピックでメダルを取ったときのものも、すべて削除しましょう。
投稿: judy | 2010年6月10日 (木) 14時58分
芸術性だけが大事なのか、それとも+技術=スケート なのか。
芸術性と言っても、スケーティングが伴わないと成り立たない。
ビットがいうところの芸術性を重視するなら、いっその事ジャンプ自体を
削れば?って思う。ジャンプ技術が3回転以上上達しない選手の中には、
やたらに芸術性を謳う人がいる。技術の向上の見込みがなければ、芸術・
表現力にうって出るしか方法がないから?
しかしながら、実際 4回転・TAを跳んで 尚且つ 芸術性を追求している
選手だっているのだ。私は ビットの「カルメン」は質の高いプログラムだと
思っているが、「芸術性」をジャンプと比較する彼女やその他の輩の意見は
単なる逃げ口上だと思っている。真央を見て欲しい。技術も芸術も十分に
あの「鐘」でやりきったではないか!なぜそれから目を背けるのか。
技術と芸術の共存共栄などは、十分に可能な事が実証されているのに。
何とも幼稚な議論になっている。
投稿: andy | 2010年6月10日 (木) 15時37分
andyさんに賛同します。バレエも好きですが、やはり超絶技巧と表現力の両方を兼ね備えていなければトップにはなれません。ピアニストやバイオリニストなどもそうでしょう。フィギュアもジャンプをはじめとする技術と表現力を兼ね備えているスケーターが高みに行けると思います。ヤグディン・プルシェンコ然り、真央ちゃん然り、美姫ちゃんも。ジャンプの進化が止まったら、スポーツと呼べないのでは?それにしてもみどりさんのジャンプはすごかった!今も色褪せないです。それだけに彼等には衝撃だったのかな。
投稿: うさぎ | 2010年6月10日 (木) 16時58分
イヤな言い方になりますがへっぴり腰でふらふら踊ってるダンサーに芸術論ぶちかまされても説得力がないということですね。
投稿: 小夜子 | 2010年6月10日 (木) 17時45分
こんにちは。
ドイツ人は、韓国人びいきなのではなく、本当のところはバカにしているのだと思います。
中身の無い、薄いぺらぺらの演技だから、あれくらいなら本来の技量で勝負すれば、白人の方が上だと思っているはずです。
内心では、白人至上主義で、身体的美と芸術性に優れているのは、白人以外に無いと思っている所が本音でしょう。
ただ、日本人選手は違います。
本当の意味で技術的に優れているし、最近では身体的にも欧米の選手と遜色無いルックスのレベルにまで来ています。
だからこそ、許せないのだろうと思います。
有色人種が、白人の上に立つなんて!と。
文化人づらしてる人間の方が、実は中身が愚劣だったりする事は良くある事ですし。
しかし、そんなに芸術性が大事なのなら、もうスポーツ競技としてオリンピックで競わなくても良いのでは?
みんな同じように滑って、優劣は付けない。
それでは、やはり彼らのプライドが満足しないのでしょうかねー?
投稿: めー | 2010年6月10日 (木) 18時04分
黒猫さま。小夜子さま。
オリンピックのSPのロシアの解説見てずっと思ってきた事そのままに言っているのですっきりしました。日本では真央選手がミスしたから負けたのは当然だという風評で、真央選手がたとえミスしても良かったんじゃない?と思っていたわたしは何も言い出せずにいました。
でも、海外の舞踏家の方とか真央選手が優勝すべきとか言って下さってとても嬉しい思いをしました。日本の有名ブロガーの方達は誰一人そんな風には言っていなかったので。これって言えないのかそれとも見る目がないのか見解の相違なのか??いやいろいろ意見があって当然なんですが。
投稿: すみこ | 2010年6月10日 (木) 19時08分
お久しぶりです。ドイツ人のクリック氏・・名前は有名でしたが、詳細はあまりわからず、今回詳しく紹介していただきありがとうございます。
しかし20年以上も前の選手の栄光に、未だにしがみついているとは・・・
どうりでドイツは、その後目覚しい選手があまり出てこないわけですね・・・特にシングルでは・・技術の向上を軽んじれば、しょせんこんなもんでしょう・・
それに比べて、わが国では・・伊藤みどり選手以降、男女ともにシングルにおいては、今やスケート大国ですよね・・・
“現在の”浅田選手や、安藤選手を、単に技術系の選手とみなしているところに、本物の芸術に対する審美眼を持ち合わせていない、頭の固い役人のような人物と、お見受けいたします。
まぁ、ロシア嫌いが昂じて、ロシアと気が合う(芸術性において)日本も嫌い・・といったところでしょうか?
しかし皮肉なことにバンクーバー五輪では・・・クリック氏が推奨する選手たち・・爆上げ点でお見事金メダルのキム選手、ロシア、中国(金銀以外の)ペアを押しのけて銅メダルを取ったドイツペア、・・・どちらも、芸術性、表現力の見せ場中の見せ場であるEXでは、日本、中国、ロシアの選手たちの“個性豊かな技術&表現力”の演技の影に埋もれてしまったような気がしましたがね・・・・・
以前某有名サイトで、五輪のキム選手と浅田選手の得点を評して・・・
キム選手・・算数~228点
浅田選手・・数学~205点
と言うコメントがあったのですが・・・・偏見と、私欲に満ちた役員達に、『これの意味することがわかるか~!』とぶつけてやりたい気持ちを、再び抱いてしまいました。
ところで五輪開催地の件ですが・・韓国になれば、アルペン、ノルディックの選手たちが黙ってはいないでしょうけれど・・・・素直にドイツに、とも思えなくなりそうです・・・いっそのこと永遠にスイスでは?(そんな案が出ているらしいですが?・・)なんてね・・・
長々とすみません・・・
投稿: エマ | 2010年6月10日 (木) 19時22分
すみこ様へ
SPで浅田真央選手が5点差でキムヨナ選手より点数が少ないどう見てもおかしい。技術的に遥かに難しいこと浅田真央選手がやってみせたからです。3Aのジャンプだけではありません。スピン、スパイラル、ステップにおいて、勝ってるところはないです。検証動画みてみたらはっきりわかりますね。 検証動画みられたら具合悪いと思ったキムヨナ陣営が消して歩いてます。消しては頃合い見計らってまた復活の繰り返しですね。
キムヨナ陣営、以前所属してたIBスポーツ今はATが削除申請しまくってます。
かつしき、MURMUR別館こちらのブログサイトさんでも色々見解述べてますよ。
かつしきさんは最近あまりフィギュアスケートの話はされてませんが2月3月辺り覗いてください。既にご存知だったらすみません。
黒猫さんのBBSの方にも色々ありますので覗いてください。
投稿: 小夜子 | 2010年6月10日 (木) 19時47分
身体表現において、あれだけ動けないのは致命的だと思うのですが…。(苦笑)動けないなりに指先まで神経を通わせた丁寧な表現を努力するという気持ちも感じられないユナに「表現力が素晴らしい」と評価をするのは如何なものかと思います。
バレエダンサーには「テクニックは表現のための手段」と言う人達が多くいらっしゃるくらいですから、表現vs技術というのは甚だ可笑しな話。
私はフィギュアスケートは芸術だと思っていますが、それでも技術あっての身体表現。昨今の点取りプログラムは本当につまらないです。
カタリナ・ビットさん、バンクーバーOP後にはドイツのテレビで「真央さんの芸術性への取り組み」と「ユナ・キムの技術への取り組み」を高く評価されていたと聞きます。
彼女自身は真央さんの芸術性(つまりロシアバレエを基礎にした正統派の「これぞヨーロッパの芸術」な表現)を深く理解していらっしゃるのではないでしょうか?
カタリナ・ビットさんは身体が柔らかい方ではなく表現手段の幅は広くなかったけれど、それでも高い次元で表現が出来たのは肩の稼働域の広さにあって、それはシニアデビューした当時のユナ・キムちゃんも同じだったと思います。(あげひばり等に見られる肩を大きく使った表現のポテンシャルは何処へ…?泣)真央さんは肩の動かし方がイマイチだったのでエッジの深いステップで表現するしかなかった。だから「真央よりユナ」だったのだと思います。
ところが今は(日本の報道は相変わらず「技術の真央・表現力のヨナ」を引きずって遅れていますが)逆になってしまったので、まだカタリナがジャンプだけになってしまったユナを好きとは思えません。これから対立が表面化するのかな?どうなるのでしょうね?
国に利用された(されている)という面では二人とも同じだと思うので、かわいそうです。でもユナにはカタリナさんの様な情熱を感じられないのが残念。
投稿: chatone | 2010年6月10日 (木) 20時38分
小夜子さま。MURMUR別館さまは前から読んでおりますが抜けていたりするのでもう一度2月3日のところよんでみます。ありがとうございました。
投稿: すみこ | 2010年6月10日 (木) 21時25分
こんばんは、黒猫さん
よく調べられてますね。ほんとにいつも感心させられます。
偏向ジャッジの矛盾点を突き詰めていくと、行き着くところの先には権力者の妄信、その根底にあるものは人種差別なのでしょうか。
確かに今思えばカタリナ・ビットは体が硬かった印象がありますね。アスリートとしての資質は真央選手とは比べ物になりません。自分に無いものを持っている選手に嫉妬し、過去の栄光を脅かされることを権力をもって阻止しようとする。何とも了見の狭い人間ですね。キムヨナはそのくだらない権力主義の恩恵にあずかっていただけで、スケート界全体から見れば、そのうち利用価値が無くなればポイ捨ての存在なのでしょう。
投稿: ズムドコ | 2010年6月10日 (木) 22時55分
すみこ様
えっ~と、かつしき http://yunotura.blog5.fc2.com/
こちらのフィギュアスケートの破れ窓のコラムがオススメです。3月の記事です。
アドレス入れるよりかつしきで検索した方が速いです。
Mizumizuのライフスタイル、ツイズルのセカンドハウス
http://ameblo.jp/elizaveta-adelina/
そらにみつ…なとがオススメです。
何度もごめんなさい。
あと、トホホannexなど
参考にならなかったらごめんなさい。
投稿: 小夜子 | 2010年6月10日 (木) 23時03分
黒猫様
いつも、納得いくお話ありがとうございます!未だ、毎日ビデオで浅田選手を見ながら涙しておりました。家族に『しつこい!』と言われるのでヘッドホンけているのですが、なんと! あの、鬱陶しいアナウンサーとスッキリしない解説の声が聞こえないではありませんか!?聞こえるのは音楽と歓声、浅田選手の氷を蹴る?音…。集中して見る事ができ又新たに感動して泣いてしまいました。ヘッドホンのジャックがしっかりささっていなかったのが原因みたいですが…。我が家の古いテレビと安いヘッドホンに限ったことかも?若干、音が歪みますが あの気持ち悪い実況?を聞かずにすむなら大歓迎ですわ! ちょっと可笑しなコメントでごめんなさい。ず〜っと変なフィギュア界話でモヤモヤしてたのでシンプルな出来事?につい、幸せを感じてしまったものですから…ごめんなさい。これからもこのブログを読んで勉強させていただきます。
投稿: ヨシリンダ | 2010年6月11日 (金) 00時02分
マジでムカつくんですけど…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100610-00000040-scn-spo
ってか、ムカつくを通り越して笑えました。
なんか、ホント、こんなこと言ってたら笑えるよなーってことを、本当に言うから、
彼女も韓国も、期待を裏切らないなって思います。
真央ちゃんは、2位に慣れたのではなく、
キムヨナ選手の傲慢な態度に慣れているだけです!!!
あなたたちよりずっと大人なんですよ??
↑うまいこと言えた。笑
投稿: ぴー | 2010年6月11日 (金) 02時18分
>小夜子さん
芸術論ということではなく、差別的な意味を持った自国擁護論のような気がします。
>アクセルフォーリーさん
オリンピック開催の密約ですか?
あまり考えたくないですが、あるかもしれませんね・・・
現在、ヨーロッパは経済状況が良く無いですから。
もしそうなら、困ったことになってしまいますね。
>judyさん
動画の削除はいたちごっこのようですね。
異議申立てで復活した動画もあるようですし、アップする方がIDを変え、タイトルも変えて再アップする場合もあるようです。
消されてもめげずに頑張ってほしいですね。
>andyさん
芸術性は、それを表現できる技術がないと成り立ちませんね。
カタリナ・ビットもスケーティングの技術が高かったからこそ、世界女王として君臨していたのです。
何だか、クリックさんが気の毒に思えます。
そこまでして、日本とロシアを否定したいのでしょうかね・・・
>うさぎさん
伊藤みどりのジャンプは異次元です。
男子並みではなく、男子のメダリスト級のジャンプです。今見ても唖然とするくらい凄いです。
伊藤みどりと浅田真央が合体したら、本当にプルシェンコでも勝てないでしょう。銀河点が出ても誰もクレームをつけられないと思います。
・・・ちょっと妄想しましたね・・・
>めーさん
負けたくないから、どんな手を使っても・・・というのはかの国の専売特許ではないようですね。有色人種を倒すために、有色人種の力を借りる・・・本末転倒ですね。
>すみこさん
何か自由に発言できないような、変な圧力があるようですね。
採点への疑問を書くと、おかしなメールが来ます。
FPUへも早速きました。
>エマさん
冬季オリンピックはスイスで、ですか。
利権争いが無くなるから、いいかもしれませんね。
いっそのこと札幌が立候補すれば、韓国よりは遥かにいいと思うのですが・・・
>chatoneさん
私もあげひばりのキム・ヨナは大好きでした。
あの頃のひたむきな姿や、情熱的な演技は今でも素晴らしいと思います。
それを失ってしまった彼女には、残念な思いしかありません。
>ズムドコさん
カタリナ・ビットは素晴らしいスケーターでしたから、クリック氏らが、彼女を利用して、芸術と騒ぐのは、あまり好ましくないですね。
自分にないものを持っている伊藤みどりに少々嫉妬して言った言葉が、波紋を広げてしまったのは、カタリナ・ビットにとっても苦い思いがあったと思います。
>ヨシリンダさん、コメントありがとうございます。
そんな奇跡があったのですか?
ポエムアナには、もっと言葉を選んでほしいですが、言わされているのかもしれませんからね・・・
>ぴーさん
どうでもいいことをネタにする韓国・・・
もっと大人になってほしいですね。困った国です。
投稿: 黒猫 | 2010年6月11日 (金) 09時54分
いつも興味深い記事を、ありがとうございます。
それにしても、いつまでも技術VS表現などと、どの口がほざいておるのか。
真央が愛されるのは、表・現・力が素晴らしいからなのに。ISUが意図せずとも、フィギュアは古くからのファンには見捨てられていくでしょう。
ところで、アクセル・フォ−リ−さんのコメでドイツ派VS名古屋派、わかりませんが少し気になることが。
最近ある初老の男性とお話する機会があり、私がフィギュアの不正を話題にしたら、激しく否定されたのです。他の同席者は、「あれはひどかったね・・・」などだったので、不自然に感じました。おまけに、自分の友人の教え子が真央だの、自分も元選手だの、あなたはなんにも知らないだの、取りつく島もない剣幕でした。
タラソワと真央?の確執もあったんだ〜と、具体的な話はなにもなく。
場が白けたのは言うまでもありませんが、ただの知ったかぶりじいちゃんなのか、ファンにいつまでも騒がれるのが『都合が悪い』大人たちがいるのか。(何処のどなたかも名古屋人なのかもわかりません)
7月のTHE ICEチケットだめでした。
行く気満々だったのに、先行予約も一般も数秒で・・・あまかった・・・運ですこうなると。
以前はここまでではなかったような、S席ならとおもったんですが、OPシーズンですし、プルシェンコも出場なので、全国の猛者がモリコロパーク目指して・・・いいな。
長文すいません、FPU登録させてもらいました。
投稿: 春子 | 2010年6月11日 (金) 18時30分
春子さん
フィギュアスケートのファンの中には、採点にはある程度の政治的思惑が入り込むのは当然だ、という考えの人もいますし、素人が採点に口出しするのはおかしいと考える人もいます。
人それぞれですから、いいのですが、私はそのような考えは、競技を衰退させる原因になると思います。
FPUへの登録、ありがとうございました。
投稿: 黒猫 | 2010年6月12日 (土) 22時21分
黒猫さん
「芸術点」はないですよ。^^
体操競技を「げーじゅつ体操」って言うんですか?
「アーティスティック・ジムナスティックス」=体操(競技)。
これをあなたは、
「げーじゅつ体操」って言うんですか?
投稿: とみー | 2010年6月17日 (木) 12時26分
>とみーさん、貴方は何を言いたいのでしょうか?
また、とみーさんは、yumisさん、エミリさんと同一人物ではありませんか?
今回は芸術点について書き込みされていますが、何を論点にしたいのでしょうか?
おかしな日本語表現も、自分の意見だけを頑なに押し通そうとする姿勢も、私にはとうてい理解できません。
ですから、何度書き込みされても、同じコメントしか返すことはできません。
何が踏み絵なのでしょうか?
分かり易い日本語で表現された方がいいと思います。
日本には表現や言論の自由があります。
デマというのは、とみーさんの勝手ですが、それを他人に強要するのはいかがなものでしょうか?
投稿: 黒猫 | 2010年6月17日 (木) 13時08分