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【プロ野球】渡辺が竜・森野に挑戦状 ヤクルト移籍会見2010年6月17日 紙面から
森野よ、勝負−。楽天からヤクルトに移籍した渡辺恒樹投手(32)の入団会見が16日、神宮球場で行われ、高校時代、雌雄を争った中日・森野との対戦を熱望した。 「中日で対戦したいのは森野です。(森野が)東海大相模高時代に対戦してましたからね」 渡辺は神奈川の相洋高出身。夏に8強入りした強豪校で活躍、東海大相模のスラッガー・森野とも対戦した。高卒後、プロ入りした森野とは違い、東農大、NTT東日本を経て04年にドラフト2位で楽天に入団。07年には65試合45イニングに登板、15HPを挙げた。しかし、1軍登板は昨年4試合、今年はゼロ。渡辺は「楽天でくすぶっているより、セ・リーグで頑張りたい」と闘志を燃やす。 「森野とはプロでも1度対戦しました。自分で勝手にライバルだと思っています。三振に打ち取りたい」。森野とは07年6月14日に1打席だけ対戦し、三振に打ち取っているが、今後は対戦も多くなるだけに、ライバル封じをセ界での活躍の試金石にする気だ。 球団では、ワンポイントから1イニングまで左を封じる貴重な左腕として位置付ける。「巨人の左打者、特にNTT(東日本)の先輩の小笠原さんと対戦してみたい」と巨倒へも意欲十分だ。 名前の「わたなべ・こうき」にちなみ「ナベツネ」とも呼ばれてきた左腕。2軍で調整した後、22日の巨人戦にも1軍昇格。7月3、4日の中日戦で「森野斬り」を目指す。 (後藤慎一)
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