建築デザイナーのひとり言NO2

第二弾になりました。これからもよろしくね。 純粋さと情熱と愛を見つめ、本物を捜し続けて、人生を全うしたい。 第一弾はhttp://blog.livedoor.jp/keikomc/

新しい友達&Dong Dong

IMG_0004IMG_00052週間前、アメリカから焼き物アートをしているBeverly=ビバリーが5日間泊まっていました。








IMG_0006その間に、今度で4度目のフランス人の庭師Mathieu=マチューも泊まっていました。

マチューには、庭の木を整理してほしいと依頼したので、彼が名古屋から来てくれ、庭は自然公園のように綺麗になりました。

そこで、水曜日の休みの日に、3人で高尾山へ行きました。
ビバリーの好きなハイキング、そしてマチューが興味を持っている天狗・山伏の修行地と言う事、それに車で家から20分と言う事で、高尾山へGO~~~~
マチューは先月四国88か所参拝を白装束でしてきたばかりです。
私から見るとかなり変わった面白いフランス人です。
でも、彼のお陰で庭はさっぱり、すっきり、です。
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マチューは、天狗・山伏の修行地と言う事で、すっごく喜んでいました。
彼、高尾山の中に点在している神社やお寺(?)を見るたびに、手を合わせ、読経を唱えていました。
歩く道すがらも、いろいろな読経を口ずさんでいました。
彼から、神社とお寺が一緒にあることや、キリスト教は、違う宗教を認めようとしないが、仏教は認めているから、素晴らしい精神があると教えられました。
な~~~るほど。歴史を見るとそう言えるのかもしれないと思いました。
私は、殆ど宗教に詳しくないので、冗談で彼をマスター・師匠と呼びました。
DSCN0372DSCN0374ビバリーと私は、マチューの話をうむうむと唯、聞くだけでしたが、ず~~~とおしゃべりしてくれるマチューは、本当に楽しそうでした。






DSCN0377入口で。
ビバリーは大学でアートも教えていて、建物の外壁に学生たちと作った焼き物のオブジェを付けたり、アメリカの学校のデザインが刑務所のようなので、その外壁にアート的な要素を取り入れる仕事を仲間とプロジェクトを作りしているそうです。

彼女からアーティストとして会いたいというメッセージをいただいた時は、情報交換ができる、触発されるとすごく嬉しかったです。

彼女から現場を見たいとの依頼があり、一日朝から夕方まで、私の現場を一緒に3人で回りました。完成したイングリッシュコテージやスペインの家CASAやサンフランシスコの家やイタリアンハウスや現在建築中の3現場も回りました。
現場では、マチューは職人なので、気がつくと言うか、知らないうちに手が出たようで、ダイライトを運ぶ手伝いをちょっとしてくれて、大工のボソちゃんやみっちょんと私を含めて楽しい会話をしました。
ボソちゃん、”フランス語はボンジュールしか話せないよぉ~~~”とか言っちゃって、じゃ~英語は?の突っ込みに、”英語も話せませんがぁぁぁ”と。
皆で大笑いしました。

DSCN0381DSCN0384マチューにどうやるかを教えてもらった私たちです。
日本人ですが、全く何も知らない私です。
日本文化を伝えられない、頼りない日本人です。





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まず手を洗って、口をすすいで、
と。




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天狗を見たマチューは、喜んでいました。
山伏・天狗が修業した場所があるので、彼をそこに連れて行きました。

天狗の下駄の歯が一本ですが、その場所には20cm角ぐらいの1mくらいの高さの石があり、その上を飛ぶ練習をしたと言われています。




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私は生まれて初めて、おみくじをマチューの勧めで買いました。

パワーストーンのおみくじを選んで、ぼ~~~っと見つめていたら、
マチューに”ラッキー”だと言われて、良く見ると
大吉と書かれていました。

おまけに、彼から、”ケ~コの好きな黄色だ”と言われ、
そんな会話をしたことも忘れていたけど、黄色のパワーストーンで大吉で、素敵な人に出会い、仕事で成功を納め、結婚に良い年だと書かれていました。
あらららら、スーパーラッキーと言う事ですか!

それを説明したら、マチューが”OK!それは僕だから、じゃ~すぐに結婚しよう!”な~~~んて冗談を言われ、吹き出しちゃいました。

DSCN0387頂上に向かって登る途中で、大きな木の根があり、猿のように木と遊びたいなと思い、入ってみました。
約157cmの身長の私が入ってもこんなにすきまがありました。DSCN0388

マチューも入ってみましたが、彼は大きすぎ!
通り過ぎる人達が、彼の苦しそうな状況を見て、クスクス笑っていました。

でも、木の根からパワーを貰った私たちです。
DSCN0391頂上で、富士山が見えると言う場所から、3人で富士山を観ました。
遠くに頂上が見えるでしょ?

夏に、マチューは富士山に登る予定だそうです。

彼には、去年の私の経験を話してあげました。苦しさと朝日の神々しさを説明しました。

DSCN0392お腹がぐ~~ぐ~~~なっていた私、3人で頂上の蕎麦屋でランチをとりました。





DSCN0401DSCN0400ビバリーとマチューは
滝に打たれる修行ができる場所の横にある小さな洞窟に入って、霊場(?)の気を感じていました。

私は怖がりなので、しませんでした。
DSCN0403帰り道、
今日はパーフェクトの日だね
と3人で話しました。
風は爽やかに木々を揺らし、山道の中で涼しさを私たちに与えてくれました。

過ぎて行く人生の早さに、
ふっと心細くなる時、
こんな素敵な日を
心に刻んで時を重ねて行けることに感謝です。


DSCN0404見上げた空には、もみじが青い空にちらちら輝いていました。

このモチーフを現在作っている家の和室の壁面に再現したいと思いながら、心に留めました。



Zeke& mat先週は、アメリカ人の都市計画のデザイナーのZekeジーケが来ていました。
彼はウッディ・アレンに話し方や行動が似ています。
その独特の雰囲気は、何かおかしさを誘います。


また、中国人のDong Dongドンドンが来ていました。
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私は今、毎朝自分でパンを焼いています。
勿論ホームバーカリーなので、簡単です。

でも、美味しい美味しいと喜んで彼女は食べてくれました。







DSCN0442カプチーノもハートを描くのも、以前よりは上手になりました。

ほらね。




そして、その晩、どんどんは、”ケー子のために中華料理を作るよ!”と言って、作ってくれました。
DSCN0453DSCN0454ゴーヤと炒り子の甘辛炒め。
ピーマンとなすのニンニク炒め。
豆腐の冷や奴。

ご飯は、今私がはまっている玄米・黒ゴマ入りご飯です。

彼女は去年のクリスマスの後に始めてきました。
心が優しい、とってもいい子です。

DSCN0456彼女の笑顔は、とびっきり可愛いです。
心の美しさがでています。

次回は、一緒に書道をしよう、料理もまた作るよと彼女から提案に、
とってもハッピーになりました。
彼女は絵の才能も、すごくあって、いつか私たちの作品をこのブログにも紹介したいと思います。
彼女は、今福岡大学の工学科の大学院生です。

私たちは、正直にいろんなことを話せる良い友達になりました。








タウンニュースに

ローカルミニコミ新聞・タウンニュースの岩本さんに、カンボジアへのボランティア活動=AINOMOTO・愛の素についてお話して、活動に協力していただき、紙面に掲載していただきました。

DSCN0458 メンバーのひろちゃんとしゅうぞう君との写真も載せていただきました。

以前、フィリッピンの電気も水道もない小さな島へのクリスマスプレゼントとして不要な衣類、おもちゃ、文房具、そしてパーティー時のお食事のためのお金等と
いろいろ送りましたが、
今回は、ちょっと不要な物の処分というより、少女たちの置かれた状況をご理解をいただき、教育を受けるチャンスを与えられるように協力していただくことが必要なので、
いままでとはちょっと違ったもっと難しいボランティア活動になると思います。
貧しいから、彼女たちが食べる事に困らないようにと、親は彼女たちを売る。
親も教育を受けていないから、職にありつけない。
お金がないと学校へ行けない社会の中で、子供たちに教育を与えられない親。
悪循環の中で、未来に希望もなく、空腹のために売春や犯罪に走る親と子供たち。

私たちの願いは、
1、教育を支援する            
2、経済的自立を支援する          
3、直接支援をする
です。

募集内容は、

1、現地にて教師としてボランティアをしてくださる方を探しています。
*退職なさったちょっとだけ英語を話せる教師の方:算数・音楽など
*美容師の方、ネールアーティストの方:働けるだけのスキルを教えてく
 ださる方。 
*IT:コンピューターの基本からWEBページ作成などを教えてくださる方
2、リコーダー・ハーモニカを現地に届けたいので、不要になった物
  をお送りください。

*お子さんたちが使わなくなったリコーダーやハーモニカなど押し入れの
 中で眠っていませんか?
 施設を訪問した時に、音楽的なものが全くなかったので、送ってあが
 たいと思っています。
3、少女達が作るハンドバッグを売ってくださるアジアンショップを探
  しています。

*ハンドバックは、近日中に写真をUPしたいと思いますが、販売
 してくださるお店をご存じ、またはオーナーの方はご一報いた 
 だけますようお願い申し上げます。詳しいお話をさせていただ
 けたらと思います。

4、カンパの要請:お振込みいただく方は、ご一報下さい。

*リコーダーやハーモニカの送料として、その他は教育費として送りま
 す。

上記ご協力いただいた内容はすべてブログにてご確認していただけるように、掲載いたします。
お名前を公表をさせていただくる方は、お名前を、ニックネームの公表をご希望の方には、ニックネームを掲載させていただきますので、ご自分でご協力していただいた内容をご確認していただけます。
また、随時、活動内容をUPしていきますので、直接支援の内容をクリアにお伝えしたいと思います。

皆様からのご支援・ご協力をお待ちしております。
AINOMOTO・愛の素のホームページ作成中!
http://ainomoto.blogapot.com/
途中ですが、ご覧になっていただけます。

3現場

アーバンクラシーモダンの家
木工事が終わりを迎え、今内装の仕上げに入っています。
完成が間近なので、仕上げの様子の写真は、ちょっとお預けにしたいと思います。
でも、
DSCN0424ちょっとだけ、公開します。
 外壁は、総タイル張りです。

細割りボーダーと2丁掛けのタイルが上質で高級なモダンさを醸し出しています。



DSCN046911 日の現場は、珪藻土の下地の施工でした。

いつも村田左官工業所の村田さんが入ってくれていました。

壁の仕上げが押さえ・平仕上げなので、いつもと違う仕上げです。
まっ平に仕上げるので、
3回の施工が必要です。

天井は吹き付けです。

DSCN0471いつもニコニコ笑顔のdaigoちゃんも気合が入っていました。










DSCN0426
寝室の壁にTVをかけるので、絵の額縁のように、壁の一部を無垢板で作りました。


あと一カ月で、建物は終わる予定です。

その後、外構工事に入りますので、公開は、まだまだ先になりますが、大人の高級感のある都会的なモダンなデザインを、乞うご期待!




イングリッシュハウスin Kajigaya
DSCN0365吹き抜けのラウンドの手摺りや、ニッチや柱型の詳細や棚の位置や、バルコニーの手摺りや、軒天の高さや、玄関ポーチの方立ての角度や、などなど、
ここ数週間で現場へ何度も足を運びながら大工の明石君に指示してきました。

DSCN0363

11日は、電気工事担当の牧野さん事マッキーと打ち合わせ。
外部は立て胴縁を張り、通気層を作る段階に入りました。


DSCN0465

明石君は、海老名イングリッシュファームコテージを作ってもらいましたが、今回も一つずつ確認してから作ってくれるので、安心です。

明石君と川原大工さん。

川原さんには、逗子のリトルプロバンスを作ってもらいました。
NY HOUSEの上棟にもお手伝いに来てもらいましたが、

DSCN0468 いつも、私がこんな風に、あんな風にといろいろなデザインの造作を依頼しても、即作ってくれます。

この日も、アロマ室へのサブ玄関のポーチ屋根の下に付けるイギリスっぽいブラケットのデザインを決めると、作ってくれました。
これは、付ける予定ではなかったのですが、サプライズプレゼントと言う事で、付けることにしました。

DSCN0467


家のデザインは、どこか優しさを感じてくれたらいいなといつも思うので、そんな思いをデザインに表していきます。

出来上がりをお楽しみに。

最後に、今まで、まだ一度もご紹介していなかったのですが、
DSCN0466いつも屋根工事をお願いしているエムテック松崎の松崎さんをご紹介します。
この日は、屋根から立ち上がったパラペットと妻側の水切りの工事を。







NY HOUSE・ニューヨークの家
DSCN0437 
外壁下地を張り終わりました。











DSCN0405

内部は白蟻の防蟻処理も終わりました。







DSCN0406

この日は、拇束大工さんこと、ぼそちゃんもお手伝いに。




機敏な動きと、いつも元気なぼそちゃんです。





DSCN0408

そして、佐久間さんこと、みっちょん。
バルコニーの スリットの大きさと位置を指示しました。


このお茶目な顔を見てください。
思わず笑っちゃいます。

玄関ポーチの横のスリットの大きさを現場を見ながら決めて、みっちょんにお願いしました。

こう言う事は、図面だけで進めるより、出来上がった時に、ぴったりで違和感なく素敵な形になるので、とっても大切にしています。

時間がなく、現場の状況をなかなかブログにUPできないのですが、何度も現場へ行きながら、進めています。

と言う事で、3現場の状態を一挙公開しました。

17日は躯体検査です。

ニューヨークの家

今日は大安でした。
で、午前中は、イタリアの家の決済でした。
そして午後は、”ニューヨークの家”の上棟でした。

お客様のM様ご家族はアメリカに海外赴任なさっていたと言う事で、デザインをコンセプトをニューヨークと言う事で、ご提案しました。

初めてプレゼンのときに、すっかり気に入っていただき、私のデザインにたいする熱い思いとともに、意気投合。

打ち合わせの会をを重ねるごとに、お互いの信頼関係も深まり、今日の上棟も、ご家族の皆様と私のスタッフ・みんなの笑顔で溢れていました。

DSCN0299暮れ始めた空から、ポツポツと小さな雨粒が振り出しそうで、みんなかなり頑張って屋根の下地まで終わらせてくれました。

メンバーはいつもの顔ぶれです。


DSCN0295前面道路が4m未満と言う狭さも、無敵なクレーン操者の佐野さんには、軽いものでした。
さっすだなっていつも驚かされます。
誰にも出来ないと思います。
こんなに大きなクレーンを細くて曲がりくねった道を進み、セットして、材料を挙げてくれました。





DSCN0302ほら、今回も絶対外せない信和さん。






DSCN0297今、梶ヶ谷のイングリッシュハウスを作ってもらっている明石君。










DSCN0310M様のお宅手掛ける佐久間さんこと、みっちょん!





DSCN0309ボソクちゃんも来てくれました。






DSCN0303お札もしっかり貼りました。
どうか工事が無事に終わりますように。
Mさまのご家族が、この家で、幸せに暮らしていただけたらと思います。



DSCN0304
ここはロフトなります。
6畳のロフトは、漫画部屋になる予定です。




DSCN0305上棟式では、M様からお子さんの世代、孫の世代までこの家で暮らして行きたいとの思いをお話していただきました。

みんな頑張ってつくろうね!
大切に、大切に創ろうね!







DSCN0307
奥様からも、マンションでもと考えていたけど、私に出会えた事、素敵な家創りが始まった事に、感謝の言葉をいただきました。

いえいえ、私の方こそ、M様ご家族に出会えて、素敵な家創りに挑戦できる事、感謝です。





DSCN0308
M様ご家族ですが、娘さんが試験と言う事で、今日は出席されませんでしたが、

バイタリティーとウエスタナイズされた娘さんとも、すっごく気が合いそうです。
将来は人のために役立つ仕事がしたいという夢に向かって進んでいます。

私には娘がいませんが、こんな娘さんだったらいいなぁ~って思える可愛い子です。
DSCN0311右端は、お母様です。
この日、お忙しいのに、煮物やから揚げやお漬物などを作ってくださりました。
一日頑張った我がスタッフ、みんなおいしそうに
いただいていました。
本当にありがとうございました。

お母様にお会いするのを楽しみにしていた私です。
DSCN0312DSCN0313
いつもの愉快な仲間メンバーに囲まれ、素敵なご家族のMさまと出会え、お家創りに関われる事、
幸せだと思います。

M様から、職人さんたちは、みんな良い人達ですねぇ~。
学生時代の仲間みたいだし、でも皆さんすごい腕をしているんですね。
とお褒めの言葉をいただきました。

そう言って頂くと、私も、すっごくすっごく嬉しいです。
この仲間と一緒にまた素敵な家を創るぞ!と熱い思いが込み上げてきます。

みんなぁ~~~、頑張ろうね!
世界でたった一つの家創りが、今日、また始まりました。

イングリッシュハウス2

先週の金曜日は、構造体の検査でした。
17日に現場へ行った際に、DSCN0275明石君に、お札を張ってもらっていたのですが、写真をUPするのを忘れていましたので、UPしました。

地鎮祭のときに神主さんから頂いた、お札です。
こうやって家を守ってくれるんですね。

DSCN0276現場は、構造体の金物はすべて緊結が済み、外壁の下地のダイライトも張り終わり、白蟻も防蟻処理も終わり、検査です。

2Fの子供部屋のバルコニーです。


DSCN0277DSCN0278下地のダイライトで
しっかり覆われた外壁です。





2F階段周りです。奥に見えるのは、吹き抜けの窓です。


DSCN0279この日は、バルコニーの防水工事も入りました。
水が流れるオーバーフローの位置を確認したいと工事を始める前に、防水工事担当の布施さんから、電話がありました。
彼が、いつも防水工事をしてくれる布施さんです。

いつも一生懸命に仕事に向かい合ってくれます。


DSCN0284
大きなバルコニーの防水工事の第1次工程です。






DSCN0280お手伝いにボソクちゃんです。
時々、私の現場にお手伝いに入ってくれます。
いつも気持の良い返事をしてくれる彼も、一生懸命に仕事をしてくれます。

奥さんには、頭が上がらない彼ですが、元気な返事と一生懸命さは、いつも変わらない彼です。




DSCN0282
法的検査の方です。










DSCN0283JIOの保険・第3者の検査です。

両方を同じ日に申し込んだので、一気に検査を受けました。

問題なく、どちらも検査済みと適合ということで、パスしました。





DSCN0285それから、玄関のポーチの屋根の方立てのデザインを、実際にどんな風に見えるかを確認しながら、
明石君とボソクちゃんに、
”もうちょっと傾けて、・・・角度をもちょっと下げてくれるぇ~”などなど、言いながら、取り付け位置を決めました。

こうやって図面上だけではなく、実際にどう見えるかを、離れて見たり、いろんな角度から見たりして決めることは、かなり大事なんですね。
小さなことですが、その積み重ねが、素敵なデザインにつながると信じて、作っています。

DSCN028621日は、お天気も良く、現場は、もうここまで進みました。





来週は31日に現場へ行く予定です

イタリアの家・完成見学会開催

画像 001雨続きで、なかなか外構工事が進まなかった”イタリアの家”がやっと完成しました。

今月末の29,30日の土日に、完成見学会を開催しますので、お時間がございましたら、ぜひいらして下さい。

開催時間:10:30~17:00(両日とも)
開催地:横浜市緑区長津田みなみ台
      内覧ご希望の方は、ご連絡ください。
企画:YAMAHISAデザインオフィス一級建築士事務所
   tel:042-756-3737(直通)
   email:keiko.k@39yamahisa.co.jp


また、先日2日間を使っていつもお願いしているプロのカメラマン・新澤さんと写真撮影をし、素敵な写真をたくさん撮りましたので、見学会に先駆けて、ここに公開いたします。

画像 008
イタリアへの留学経験中にご覧になったイタリアの家に魅せられた奥様のご要望に応えて、
石の幕板とバルコニーの柱を実現するのは、かなり悩みました。
何を使って、石のテイストをだせるのか?メンテナンスや建物への負担がないものを考え創り上げましたが、イタリアの風を感じていただけるデザインと質感がだせたと思います。

お勧めしたオーニングもイタリアっぽいでしょ?
可愛さと上品さと、外壁の塗り壁が手作り感いっぱいで、何年経っても、きっと、その存在感を失わずにいるデザインにしました。

画像 034玄関ホールには、アンティークの椅子が、お客様を迎えてくれます。

タイルで作った玄関の上がり框に四葉のクローバーを入れました。

幸せな時間を、この家で過ごしてほしいと言う私の願いを込めました。

曲線も優しいでしょ?




画像 023りビングの真ん中に吹き抜けを見上げるような、ストレートの階段。

トップライトから落ちてくる光が、柔らかく玄関から続く廊下と階段にそそがれます。









画像 025リビングルーム。画像 027


和室の落とし掛けは、
花弁と川の水をデザインしてつくりました。


画像 029階段横に作った作り付けのキャビネットと飾り棚。



パインの無垢の床は、アンティークの家具に合わせてマホガニー色に。
その他の作り付け家具は、すべて白系をお勧めし、田舎っぽさの中にも、上品さを追求しました。





画像 030
ダイニングから、キッチン・玄関ホールを見通せす。
オレンジ系のタイルとキッチンシンクのオレンジ色が、イタリアの元気さと明るさを感じていただけると思います。
画像 036
2階ホールから階段・吹き抜け・吹き抜けの向こうに見える窓からは、一枚の絵のように、緑が見えます。










画像 0372階の洗面・トイレ・脱衣室です。

白とペパーミントでコーディネートした作り付けのバスルーム。

鏡は、お客様が購入したもので、手の込んだ額縁が品があり、清潔感いっぱいの洗面室になりました。






画像 043大きなトップライトは1Fだけじゃなく、2Fホールにも、十分すぎる光を落しています。




作り付けの違い棚は、和のものを飾ると言う事で、ちょっと和のテイストを含めて作りました。

現場で、板に曲線を描き、大工さんにその通りに作ってもらったのを覚えていますか?



画像 042ベッドルームのカーテンも素敵に出来ました。
どれも予想通りに出来上がりました。




さて、ここまでが新澤カメラマンの写真です。

カメラについて何も知らない私ですが、家をデザインした時から、立体が見えますから、それぞれの家の何処から観たら素敵な写真がとれるか?を考え、知り尽くしています。
何故って、私のデザインですから、すべての空間を把握しているからです。
部分的なデザインは、現場で創り上げていきますが、頭の中で、いつもあ~~しよう、こうしようと考え続けて、現場へ向かいます。

ここは、このアングルでね。

そんな私のうるさい要望に、新澤さんも一生懸命応えてくれます。
いつも感謝です。
さて、では私が撮った写真も公開します。
DSCN0236


リビングからダイニング。
シュルピンクの珪藻土が優しい色を演出してくれます。

DSCN0152アンティーク家具にこだわられたK様がご購入された1Fの洗面台。

落ち着いていて、大人の雰囲気と品が漂っています。







DSCN0167ダイニングからりビングを。
仕切りにかけたレースのカーテンは、ちょっとだけ仕切る雰囲気が欲しいとのご要望でしたので、こんな形をお勧めしました。








DSCN0179吹き抜けDSCN0181

キッチンに付けたワイングラス用の棚




DSCN0189DSCN0192新澤カメラマンです。
シャイな彼は、撮られるのに慣れてないので、後ろから、パチリ




DSCN0209
輸入の水栓金具
と洗面ボール





DSCN0218DSCN0230

 

 

 

 

DSCN0231DSCN0232 撮影のセットは私が駆けずり回り、小物や家具を置いてセットします。



DSCN0267




空が暮れはじめ、外へ出たら、こんなにステキに。
照明器具も計画の時からイメージしていますから、思った通りに出来上がりました。

道行く人が、きっと素敵な家族が住まわれていると想像するに違いありません。
明りが暖かくもれ、お家の中の暖かさが、そのまま伝わってきます。

さてさて、そろそろ自慢は終わりにしましょう。

皆様のお越しをお待ちしております。

イングリッシュ ハウスNO2

今月8日に上棟したN様邸:イングリッシュ・ハウスNO2.

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基礎を始める前に、黒土を入れてもらいました。DSCN0039

いつもの信和さんです。










DSCN0040 JIOの配金検査です。
全く問題なく、適合の評価をいただきました。





DSCN0041
最近の私は、現場へ行くのにツナギに着替えて行きます。
会社に置いてあり、いつ現場へ行くことになっても、大丈夫なようにです。
3F開発事業部メンズも、全員ツナギを着て現場へ行くことが増えました。






8日の上棟日は快晴でした。


DSCN0068屋根下地まで、いつものメンバーはテキパキテキパキ。

それぞれが手際よく進めてくれたので、屋根下地まで終わらせることができました。

上棟日に、ここまで終わらせると、この後すぐに屋根が葺けるので、建物を雨から防げます。

DSCN0072DSCN0079
ほらね、いつものメンバーの、みっちょんこと、佐久間さん、信和さん、川原さん。
右側は、ゴッドハンドの異名を持つ、クレーン運転手の佐野さん。





DSCN0080N様のお家を担当させていただく、明石大工さん。

私はあ・か・し・く~~~~ん
と呼んでいます。

明石君は、海老名の現場以来なので、4年ぶりくらいなので、ちょっと久しぶりです。

ちょっぴり気弱な明石君ですが、いつもニコニコ笑顔で、現場を明るくしてくれています。

DSCN0083
上棟式は、皆の朝からの頑張りのお陰で思ったより早めに始められました。


ご苦労様でした。



DSCN0088物事の基本をしっかり押さえてくれ、いつも私の前になり、後ろになって、支えてくれている信和さんを大工さんたちも信頼しています。




DSCN0089
DSCN0090N様ご夫妻から
私のチームへの労いのお言葉をいただきました。

私たちチームも一丸となって世界でたった一つのN様の家創りに邁進する思いを、お話を伺いながら、新たにしました。



DSCN0091
DSCN0096
一緒に記念撮影





ご家族にとっても、素敵な思い出になっていただけたらと思います。

DSCN0093
上棟の日の工事は、ここまで終わりました。

予定通りです。

明石君は、この後まず外壁の下地作りに入ります。

17日には、DSCN0137トップライトの天井の納まりを打ち合わせして、

それから、電気屋さんと照明器具の取り付け位置や配線の打ち合わせをしました。




DSCN0139

ソーラーパネル工事の打ち合わせも電気屋さん、東芝のソーラーシステムの担当者の方と私の3者での打ち合わせもしました。


電気工事は、いつもの牧野さんこと、マッキーです。

彼も、チームのメンバーです。フットワークの良さと工事のへの信頼性は高いです。
それに、とっても親切なので、お客様からのご要望にも、無口ですがしっかり応えてくれます。

明石君は、外壁下地のダイライトをもう殆ど張り終わっていました。

明日の21日は法的・そして検査機関、2者の躯体検査です。

私も立ち会います。

今日は、イタリアの家の写真撮影でした。
近日中に写真UPします。
また、見学会を開催しますので、ご案内をブログにもUPしますので、こうご期待!

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カンボジアでNO4

IMG_1589翌日は、バッタンバンからシェムリアップに向かい、もうひとつの施設を訪問しました。
ここには、ローティーンの女の子達が20名位住んでいます。




IMG_1583彼女たちの安全を確保するために、高い塀で、その建物は囲まれていました。
外の荒れた道路と、埃っぽい環境が、この塀の中には届かない気がするほど、建物も庭も綺麗でした。


IMG_1586彼女たちは、ここから地域の学校へ通うそうで、新しい自転車が並んでいました。

IMG_1581
左のこのポスターは、
売春が罪だと言う事
を伝え、普通の
生活をすることの
大切さを伝えています。

心と向かい合う教室の壁に貼ってありました。


IMG_1582彼女は、心理学のドクターだそうで、子供たちの精神的なケアに携わっています。
傷ついた少女たちの心を癒すことや、自立に向けて、未来に向けて進ませる事がいかに難しいか、と言う話を聞きました。

どの子も、未来に希望がない、無気力で、暗い闇の中に住んでいるので、心を開くことが難しいということでした。彼女のジレンマや苦しみも彼女の言葉から想像することしかできませんでした。

彼女から、少女たちの精神的ダメージの話を伺いながら、心の深い傷を思うと、いつの間にか涙がポタポタ流れてしまいました。

彼女の暖かな心に感動して、思わず彼女を抱きしめた私です。
彼女のように、本物で、暖かな心の持ち主になりたいと、切に思いました。

IMG_1601少女たちは、4人が一緒の部屋だったり、2人部屋だったり、・・・ある子は一人部屋でした。

一人部屋の子は、英語がかなり話せました。
その子は15歳。とってもフレンドリーで、物おじせず、私たちにいろいろ話しかけてくれました。

自分だけが一人部屋を貰っていて、ここに住んで良かったと言っていました。
でも、その子の目の中に、かすかに怒りがあるのが、私には垣間見えました。
気になったのでソーロムさんにその理由聞いてみました。
すると、彼女は
赤ちゃんを産んだけど、誰の子か分からない。赤ちゃんは別の施設に預けられていて、生まれてから一度も会っていない、と言う現実を抱えているという事でした。
予想は当たっていましたが、彼女の頭の回転の早さや英語力を思うと、きっと、未来は、良い事が待っているから、頑張ってねと、
もし、言葉にして言っていいのなら、それしか、言えないと、胸が苦しくなりました。

僅か15歳で、そんな悲しみを抱えながら、これからも生き続けなければならない事を思うと、彼女の未来が開けるように、何かをしなければならないと思いました。

IMG_1596彼女は食事を少女たちと一緒に作る人だそうです。

お料理の授業も生活の中から、学んでもらおうと言うことだそうです。







IMG_1585 別棟にあるお料理を勉強する部屋。
この他にも、洗濯の仕方を勉強し、庭には、洗濯物がたくさん干してありました。




IMG_1600 2階に上がる階段は、アイアンウッドで作った素敵な階段でした。
まだ、この施設ができたのは去年だそうで、新しい匂いがしました。

建築を仕事にしている私から見たら、うらやましい限りの階段材でした。





ドクターとひろちゃんに、映画のワンシーンのようにね、とリクエストしたところ見事に応えてくれ、二人は最高のポーズを決めてくれました。IMG_1604

そして、私たちは、あまりにも素敵なバルコニーに、興奮して、3人で記念写真に納まりました。

暗くなりがちなこの視察の中、
私たちは、それぞれが現実を見つめ、そして心にたくさんの出会いとシーンを刻み込みました。

IMG_5998
私たちが着ているシャツは、ウエディングドレスを作っている施設の責任者の方からのいただいたものです。

おっちょこちょいの私は、訪問の際に、間違えてかなりの高額のカンパを差し出してしまいました。

でも、RAPHA HOUSEで少女たちと折り紙制作に夢中になっていた私たちに、わざわざカンパのお礼ですと届けてくれました。
少女たちが私たちを想像して、選んでくれたプレゼントだそうです。
だから、
記念にと、3人で写真を撮りました。
喜んでくれたから、少々高額でも、全く悔いはないです。
・・・でも、私のシャツは、ちょっと派手で、何時着たら良いんだろう?と、一人つぶやいてしまいました。な~~~ほど、ひろちゃんとしゅうぞう君はぴったり!・・・そうかぁ~~~私はこんなに派手に見えるのかなぁ~?と思わず苦笑い、です。

さて、今まで4回に渡り書き進めてきた思い出も、
帰国後は、
3人で、どんなボランティアを展開しようかと話し合ってきました。

仕事が忙しくてなかなか進めない私に歩調を合わせて、いつも一緒にいてくれたひろちゃん、しゅうぞう君に感謝です。

そこで今まで決まったことをここに記します。
ボランティアのグループ名は, 前回お伝えした
AINOMOTO・愛の素
です。

*私たちの目標   
      
1, 教育を支援する    
      
2, 経済的自立を支援する   
      
3、直接支援とする    
      
以上の目標に向かって支援をしたいと願っています。 
      
 *募集しています♪♪♪ 
      
1, 現地にて教師としてボランティアをしてくださる方 
      
2,リコーダー・ハーモニカを現地に届けたいので、不要なものを
  お送りください。    
      
3,彼女たちが作るハンドバックを売ってくれるアジアンショップを
  探しています。    
      
4、カンパの要請:お振込いただく方は、ご一報ください。
     
     

少女たちが作るバックの写真は、今後UPする予定です。ご購入ご希望の方、またはお店で売ってくださる方からのご連絡おまちしております。



カンボジアでNO3

バッタンバンの街中の小さな、施設を訪問しました。
そこでは、40人弱の女の子達が、ウエディングドレスを作ったり、美容師になるための勉強をしたり、メイキャップを勉強したりしていました。
IMG_1515

彼女は、2年前にDが訪問した時、幼さの残る女の子だったそうです。
彼女は誘拐されて、働かされていたとのこと。

きっと、怖かったと思います。

すっかりティーンエイジャーになり、落ち着いた大人っぽい子になっていました。



IMG_1512IMG_1517

 

 

お店の中で、女の子たちは、楽しそうにお喋りをしながら、ウエディングドレスの雑誌をみて、ドレス作りに励んでいました。



ウエディングドレス作りや美容師と言う夢のあるIMG_1516女の子の一番興味のある事を勉強し、
ここからそれぞれの地域のお店で働く事を目指して、彼女たちは、頑張っていました。



きっと、笑顔の裏側には、辛くて厳しい、私たちが想像できない経験があると思うと、辛くなりました。
もし、自分に娘がいて、そんな境遇だったら?と思うと、・・・・言葉が出てきませんでした。

でも、どの子も笑顔で迎えてくれて、本当に楽しそうに取り組んでいました。

その後、私たちは、RAPHA HOUSEを訪問しました。
ここはソーロムさんたちの支援団体の拠点で、女の子達を保護し、教育を与え、心のケアをし、社会人となるために基本的な自立を支援していました。
IMG_1530 建物は、  とても綺麗で、この写真は裏側ですが、私が立っているいる場所は、マッシュルームの菌を植え付ける小屋や、魚の養殖をするところもありました。



IMG_1526マッシュルームの小屋です。  
ここで作ったポットを前回ご紹介した家族に、経済的自立をしてもらいために、まず作り、それを供給しているそうです。

この問題の根本的な解決は、貧困からの脱出です。

貧困ゆえに、子供を売春宿に売らなければならない生活、教育を受けれないから、仕事にありつけないという悪循環からの脱出を図るために、ソーロムさんたちは、頑張っています。
IMG_1536

マッシュルームや魚の養殖等をしている先生たちです。

 



IMG_1570

  この子は4歳です。
甘えることができる彼女だけの母親がいないこの子の世界を考えると、このまま連れて帰りたくなりました。

汚い幼児売春愛好の変態親父たちが、この子を自分の欲求のために、ペットのように従わせたと思うと、怒りが湧いてきます。

でも、良かったね。ここにいたら安全だね
と、抱きしめました。
小さな身体から伝わってくる、心細げな、愛に飢えた心の震えが伝わって来ました。

IMG_1567 彼女は、あの原野にすんでいる大家族の娘さんです。
ソーロムさんによると、心の問題がまだたくさん残っていて、ケースワカーによる心のケアをしているそうです。
家族から離れて、ここで生活する事や、友達との関係や、きっと心の中にいろんな思いが詰まっているんだろうと思います。

IMG_1542ここは、心のケアをする船です。
建物と独立しているのは、それぞれのペースで心のケアを進め、また入所直後は、規律正しい生活や、勉強すると言う習慣に慣れずに脱走してまたお客をとる生活に戻りたがるケースも多いので、船と言う状況の中で、心を癒し、他者とのコニュニケーションの方法を少しずつ学んでいくとのこと。

IMG_1540
この橋を渡る前のフンスには、明るいブーゲンビリアがたくさん咲いていました。


IMG_1543
子供たちが描いた一日の生活の流れです。

私たちが送るい日の生活の習慣を経験せずに育った彼女たちは、普通の暮らしを知りません。
朝起きて、顔を洗い、食事をし、洗濯をして、・・・等々、そう言った生活の様子が描かれていました。
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この船でケースワーカーとして女の子たちの心のケアに向かい合っている先生たちです。




IMG_1561
この施設の中では、お母さんと役割を担っているいるそうです。

身の回りのお世話をしている彼女は、私が帰る時に、また来てくださいと言いに来ました。

彼女が、”あなたは、私と同じくらいでしょ?”と。
親近感を持っていろいろ話してくれました。


IMG_1539IMG_1523しゅうぞう君は、カメラに興味があるこの子に、優しく写真の撮り方を教えていました。

ひろちゃんは、不安げだけどフレンダリーなこの子としっかり手をつなぎ、お喋りをしていました。
この子は、他者とのコミュニケーションが入所当時苦手で、今もまだ他の子とは距離があるそうです。

そんなこの子に私たちは、とっても好かれて、
この子から”You are pretty”  と何度も言ってくれました。

この子のコミュニケーションのきっかけは、きっとこの言葉なのかな~と思いながら、Thank you 、you too と,何度も答えた私です。

それから、ボランティアによるダンスクラスがあるとのこと、私とひろちゃんも参加しました。
IMG_1552ダンスは、クラッシックバレエとモダンダンスをミックスしたようなダンスをアメリカ人の若い女性が教えていました。




それから、日本から持っていった折り紙で、少女たちとまた遊びました。
IMG_1564ひろちゃん、しゅうぞう君も、一緒に折り方を教えて、遊びました。

どの子も、鶴や飛行機や風船の折り方を覚えました。♪



IMG_1535また私たち3人は、いつかここに来たいと
それぞれが思っていたようです。

IMG_1534




ひろちゃん、しゅうぞう君は、私が出したボランティア参加者募集へアクセスして来てくれた二人です。

しゅうぞう君は、世界一周の旅の途中で、今も旅を続けています。

ひろちゃんは、大学生です。

しっかり者の二人に支えられて、有意義な視察ができました。
一番年上なのに、子供のような私ですが、3人は、今ボランティア活動を立ち上げるべく、話し合い、少しずつ進めています。

そして、先日、グループ名が決まりました。
カンボジアでは、日本の”味の素”が有名ということで、
ひろちゃん提案の
AINOMOTO・愛の素
にしました。
3人がそれぞれにいくつかの名前を提案して、その中から、3人が一番良いと思って名前です。

誰とでも上手にコミュニケーションがとれる朋ちゃんが、ツゥクツゥクの運転手さんに、”味の素”と連発し、値段交渉した時から、
3人の間には、”値段交渉する時には、”味の素”を言うのが流行りました。

でも、それだけjなく、私たちの思いがいっぱい詰まった名前だと思います。

これから、少しずつ活動の内容をお伝えしたいと思いますが、

翌日も、私たちはシェムリアップの施設に行きましたので、つづきはそのお話を。

・・・つづく















 

カンボジアでNO2

あっと言う間にGWが過ぎ、ずっと仕事をしていた私は、なんだかちょっと疲れ気味です。

でも、カンボジアの子供たちの事を早くお知らせしないとと思い、ブログを開きました。

2日目は、少女売春の女の子達を保護し、施設で自立支援をしているディレクターのディアソーロムさんの案内で、数か所を訪問しました。

まず、IMG_1497広ーい原野の中にぽつんと住んでいる家族を訪問しました。
後ろの小屋はマッシュルームを育てる小屋です。

ソーロムさんの支援団体がマッシュルームを育てるポットを提供し、それを売ってこの家族は生活しています。

IMG_1492
でも、しばらくはマッシュルームが育つのを待たなければならない状況でした。
提供されたきのこのポットから得られるお金は、ほんのわずか。・・・売れた日はお米を買うと言っていました。
また、
子供たちは、教育を受けるのもままならず、この日も、お金がないから今日は学校へは行けないと言っていました。

IMG_5830  私の隣は子供たちのおばあちゃん。
でも多分、私よりず~~~~っと若いおばあちゃんだと思います。



IMG_1495左の後ろはソーロムさんです。
そして右はお婿さん、その隣は彼の奥さんで、おばあちゃんの娘さん。
彼女には妊娠中でした。また一番小さな女の子は、彼女の娘さんです。
次女はソーロムさんの施設にいます。

DSCN9932_(Small)DSCN9931_(Small)

 

 

 

 

 

 

 
この家で家族は住んでいます。
雨季は、この一帯が3mも水位が上がり、この家も水につかってしまうので、皆で屋根も壊れたちいさな一部屋で、雨季が過ぎるのを待つそうです。IMG_5790

連日降る雨のなか、どうやってこの家で生活するんでしょうか?

想像を超えた生活があると実感しました。









IMG_1408IMG_1410
ひろちゃん、しゅうぞう君、ちょっと変わったコンビですが、見たものを話し合うと言うより、まずすべてを心に留めた旅をしたように思います。

IMG_1511
ソーロムさんとランチをとり、その後、バッタンバンに向かいました。


 


IMG_1576IMG_1578バッタンバンへ向かう途中で、もう一軒、道路沿いに住む家族の家に立ち寄りました。
若いお母さんと15歳の息子さんがいました。
息子さんに”学校へ行かないの?”と聞くと、”今日は行かない”と返事が。

ソーロムさんはマッシュールームの小屋をチェックして、母親と話をして、
それから私たちはバッタンバンに向かいました。

彼女たちに会うために。

・・・つづく

カンボジアでNO1

IMG_1339ゴミの山に住む子供たちと少女売春の犠牲になった子供たちの状態を知るために、以前から行きたいと思っていたカンビジアへ行ってから、もう2カ月が過ぎてしまいました。

人々と彼女たちの生活をお伝えし、私にできることで支援したいと考えていました。

今回、同行した二人をまずご紹介します。
IMG_1309ゴミの山近くを案内してくれたカメラマンの佐々木さん(左)彼は現地の”竹の子学校”を支援し続けていいます。

そして。カンボジアで合流したしゅうぞう君。
世界一周の旅の途中ですが、私の呼びかけにこたえてくれたboyです。

それから、IMG_1409大学生のひろちゃん。
私たちの3人の旅は、ママ、娘、息子と言う年齢を超えて、お互いを一人の人として向かい合った素敵な出会いになりました。

もっとも、私は自分の息子にとっても母らしいかんじはないのですが。

IMG_1316向こうに見えるのがゴミ山の跡地です。

今は、政府によって退去を命ぜられた人達が、この山の横に住んでいました。

そこには、各国のボランティア集団が作った小さな学校が点在していて、私たちは幼稚園にお邪魔しました。
そこで持っていった折り紙をだして鶴と風船と飛行機を折って、子供たちにプレゼントし、先生たちと子供たちに折り方を教え、
それから給食の時間を参観させてもらいました。

IMG_1339







IMG_1340



人懐っこい子どもたちは、美味しそうに給食を食べた後、カメラの前によって来ました。
IMG_1330ゴミ山の隣の住居地区の保育園のそばで洗濯をしていた男の子、
笑顔が素敵でした。




IMG_1354ゴミ山の跡地で、3人の不思議な旅はスタートしました。

英語、中国語がぺらぺら、そして韓国語も今勉強中のしっかりもののひろちゃん、飄々としているのに内に情熱を秘めているしゅうぞう君。



IMG_1370これは佐々木さんに案内をして貰った日本のNGOが支援している”竹の子学校”






IMG_1404
IMG_1397ひろちゃんと私は
折り紙とピアニカで
キラキラ星を子供たちに教えました。



IMG_1382IMG_1332

学校近くのバラックに住む子供たち。
この子たちの未来はどんなだろう?
そんなことを思いながらプノンペンの中を見て回った一日でした。
今回、見ることが重要で、その後に何か具体的な行動が生まれたらいいなと思いながら回りました。
そして、夜、IMG_1424
その日偶然に街中で出会った桜美林の学生の、shigeru君も加わって皆で夕食をとりました。

この夜から私たち3人は、ほとんど毎晩アンコールワットビールを楽しみました。


・・・・つづく
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