阪神・関本賢太郎内野手（３１）が１６日、国内ＦＡ権を取得した。「今はシーズンに集中していますし、何も考えていません」。シーズン中ということもあり多くを語らなかったが、球団首脳は残留を望んだ。今季は３２試合、打率・２０５、２本塁打にとどまっているが「バントもうまいし、守備もどこでもこなせる。ここまで今季の出場は少ないけど、ベンチにいるだけでも貴重な戦力。来季も残ってもらえるようにしたい」と沼沢球団本部長。シーズン終了後にも正式に残留を要請する考えだ。関本は１９９６年のドラフト２位で天理高から入団し、今季１４年目。この日はウエスタン・広島戦に出場し、２打数１安打１打点３四球だった。

[ 2010年6月17日付 ]