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県内宿泊施設の予約キャンセル1千人超 口蹄疫 2010年06月17日

 宮崎県で発生した口蹄疫の影響から、熊本県内の宿泊施設では延べ1188人の宿泊予約がキャンセルされたことが16日、県観光交流国際課のまとめで分かった。ただ、4日以降はキャンセルの報告がなく、同課は影響は沈静化したとみている。県議会経済常任委員会で報告した。

 発生日の4月20日以降、口蹄疫を理由にしたキャンセル分を各地域振興局を通じて集計。5月21日の1回目の集計では、家畜の移動・搬出制限区域だった時期と重なる人吉球磨地域を中心に533人がキャンセル。その後、阿蘇や鹿本地域にも広がったが、4日以降はゼロが続いている。

 計69件に上る宴会のキャンセルも4日以降はゼロ。宿泊、宴会ともに宮崎県からの団体客のキャンセルが目立つという。イベントの中止は計49件で、延期も9件あった。

 松岡岩夫課長は「県内の年間宿泊客数が680万人に上ることを考えると、今のところ風評被害は出ていないようだ」と話している。(田川里美)





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