日・アフガン首脳会談 菅首相、最大50億ドル規模の支援を継続する意向を表明
菅首相は17日、首相官邸でアフガニスタンのカルザイ大統領と会談し、最大50億ドル規模の支援を継続する意向を表明した。
菅首相が外国の首脳と直接会談するのは就任以来、初めてのこと。
菅首相は「アフガニスタンの国民のため、同時に世界の平和のために役立つ形で活用されるように」、「支援を続けていきたい」と述べた。
カルザイ大統領は菅首相に対し、日本政府が2009年からの5年間で最大50億ドル規模、日本円でおよそ4,500億円の支援を行う方針を表明していることに感謝の意を伝えた。
一方、菅首相は「今後も最大限の支援を続けたい」と述べるとともに、「日本国民の税金が効果的に利用されるよう、統治にしっかり取り組んでほしい」と要請した。
50億ドル規模の支援は、鳩山前政権が2009年11月、海上自衛隊の給油活動に代わるアフガニスタン支援策として打ち出したもの。
(06/17 20:58)