口てい疫 参院選にも影響
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口てい疫 参院選にも影響

6月17日 14時24分

総務省は、宮崎県で発生している口てい疫の問題で参議院選挙に影響が出ているとして、地元の選挙管理委員会などと連携をとりながら対策に万全を尽くすことを確認しました。

17日、開かれた総務省の政務3役会議で、渡辺副大臣は、口てい疫の問題について「参議院選挙の投票所やポスターの掲示板の場所の変更が必要になるなど、影響が出ている」と報告しました。そのうえで、渡辺副大臣は「候補者の間では、感染が確認された地域内での選挙運動を自粛しようという動きもあるようだが、選挙運動の自由との関係もあり、難しい問題だ。関係者と連絡を取りながら、選挙運動が制限されることがなるべくないように総務省として全力を尽くしたい」と述べ、地元の選挙管理委員会などと連携をとりながら、対策に万全を尽くすことを確認しました。総務省によりますと、今月15日現在で、感染が確認された地域内にある投票所、5か所で施設の変更が検討されているほか、21か所でポスターの掲示板の設置場所の変更が検討されているということで、国は財政支援なども含め、対策の検討を急ぎたいとしています。