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東国原知事、口蹄疫で「選挙どころじゃない」

2010.6.17 05:03
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 第174通常国会が16日閉幕。与野党は参院選に向け本格的に動き出したが、口蹄疫が収束する気配もない宮崎県では、東国原英夫知事(52)から「選挙どころではない」と“悲鳴”が上がった。

 東国原知事は、県庁で経済団体幹部と会った席上、参院選について「人や車が全県的に動くので、非常に危機感を持っている。選挙中に(感染が)飛び火したら誰が責任を取るのか」と述べ、危機感をあらわにした。

 口蹄疫は16日も新たに宮崎市に隣接する国富町で感染疑いの牛が見つかるなど、被害が5市6町にまで広がった。

 こんな現状だけに、東国原知事も「宮崎では選挙どころではない。非常事態宣言で不要不急の外出を自粛してもらっている中、選挙は民主主義の手続きなので、きちっとやってくださいとアナウンスすべきか、すごく迷っている」と困惑。さらに「候補者は選挙カーを走らせず、テレビや新聞などで平等に討論すればいいのではないか」と持論を語った。


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