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枝野幹事長インタビュー 外国人参政権法案「拙速にできない」 複数擁立見直さず (1/2ページ)
民主党の枝野幸男幹事長は10日、産経新聞などのインタビューに答え、小沢一郎前幹事長が意欲を示していた永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案について「日本の場合は(有事の際などに)地方が国の下請けをやらされ国益にかかわる部分がある。丁寧に整理すべきで拙速にできない」と述べ、時間をかけて検討する姿勢を示した。
小沢氏が進めた参院選の改選2以上の選挙区での複数候補の擁立に関しては「現時点の情勢分析では(見直しを)やらなくても済む」と述べた。菅政権発足で支持率が上昇したため、民主党候補が共倒れする可能性は低くなったと判断したとみられる。
小沢氏については「歴史が転換するときには幾つかのタイプの傑出したリーダーが相次いで登場し時代が変わる。その役割を記録されるような方の1人だろう」と評価した。
新執行部が小沢氏の影響力排除を進めたことが支持率上昇につながっているとの見方については「脱何とかというより、(有権者からの)政治を変えてほしい、もう一度だけチャンスをやるという思いだと受けとめている」と述べた。