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衛星打ち上げ失敗の責任は?韓国国内から「責任転嫁」との声も

6月15日15時50分配信 サーチナ

 韓国は10日、人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号(KSLV−1)」を同国南部・全羅南道の羅老宇宙センターから打ち上げたが、高度約7万メートルで爆発し失敗した。羅老号は韓国とロシアが共同開発したもので、2009年8月の打ち上げでは衛星を軌道に乗せることができず、今回は2度目の挑戦であった。

 韓国メディアによれば、羅老号の打ち上げが失敗したことをめぐり、韓国内ではさまざまな議論が噴出している。特に、打ち上げ準備期間中に2度のトラブルが発生していたにもかかわらず、10日に打ち上げを強行したため失敗につながったと厳しい声が集まっている。だが、これについて、韓国内ではロシア側が打ち上げを強行に進めようとしていたのではないかとする見方が浮上している。

 韓国の政府関係者は10日、羅老宇宙センターに勤務する設計会社KBMT、羅老号エンジン開発会社エネルゴマシ、羅老開発を総括するフルニチェフ社の一部の社員が、予定された1次期限内に打ち上げがなければ韓国にいる必要はないと主張し、身支度を始めたと語った。

 本来、ロケットの打ち上げが延期された場合は再打ち上げまでに6〜7日ほど要するが、韓国側はロシア側の態度から打ち上げをすぐに行う必要があると解釈したという。

 羅老宇宙センターがある外羅老島には、ロシア人技術者160人あまりが滞在。韓国のネット上では、韓国政府の話に「責任転嫁」だと批判する声が集まっている。(編集担当:新川悠)

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最終更新:6月15日15時50分

サーチナ

 

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