甲府市議会が路上禁煙条例可決 6/16 18:55
甲府市で、指定された区域での路上喫煙を禁止する条例が可決されました。
路上喫煙を禁止する条例は県内で初めてです。
これはタバコの火による火事やポイ捨て防止による環境の美化などを目的に制定されるもので、きょう開かれた甲府市議会で全会一致で可決されました。
条例では、市が指定した区域での路上喫煙を禁止できるようになっていて、今年10月1日から施行されます。
県内の市町村で路上喫煙を禁止する条例が制定されるのは、この甲府市が初めてです。
具体的な禁煙区域について市では、甲府駅周辺やオリオン通りといった人通りの多い区域を想定してして、今後、通行量のデータを基に地元商店街などと協議することにしています。
甲府市では既に2005年3月から、試験的にオリオン通りを禁煙エリアに指定していますが、ここでは歩きタバコをしていた人は、実施後1ヵ月間は一日平均9・4人いたものが、去年11月の最新の調査では一日平均2人に減る効果があったということです。
甲府市では今回の条例では罰則は設けていないものの、「禁煙区域を設ける事で喫煙者のマナーの向上につながって欲しい」と話していました。

消火器噴射、町が点検・報告怠る 6/16 18:50
西桂町の町営団地で、設置された消火器の中身が突然噴き出して、この団地に住む6歳の園児にかかる事故がありました。
町ではこの消火器を10年以上定期点検をせず、消防への報告義務も怠っていました。
事故があったのは西桂町小沼の町営浅間団地です。
町によりますと今月12日の午後3時ごろ、3階の踊り場に設置してあった消火器が突然噴き出し、消化剤がこの団地に住む6歳の男の子の全身にかかりました。
男の子に怪我はなかったということです。
町によりますと、この消火器は十数年前から設置していて、2000年に中の消火剤を詰め替えていますが、業者による点検は10年以上行っていなかったということです。
消防法では集合住宅では3年に1度、消火器などの消防設備を点検した結果を、管轄の消防署に報告する事が義務付けられていますが、西桂町を管轄する富士吉田消防署によりますと、これまでこの町営団地について、町からの報告はなかったということです。
町では今後は町営団地についても、消防署への報告を徹底することにしています。

落書き亀を捕獲 6/16 19:29
山梨県甲府市の舞鶴城公園の堀で見つかった甲羅に落書きされた亀は、きょう夕方、捕獲されました。
きょう午後4時半ごろ甲府市の舞鶴城公園のお堀の近くを通りかかった警察官が、陸に上がってきている落書きされた亀を見つけました。
この時、カメは手足を引っ込めた状態であったことから、警察官がその場で素手でカメを捕まえ、県庁に持ち込んだということです。
問題となった甲羅の落書きは、こすっても落ちそうにないため、県の水産技術センターに持ち込んで、カメが自然に脱皮するのを待つ事になりました。
甲羅が元に戻り次第、堀に返されるということです。

クーフープロジェクト事業展開策 6/16 18:55
ジュエリーの街、甲府をPRする産地ブランドのKooーfu(クーフー)の国内外での販売を促進するため、きょう委員会が開かれました。
クーフーは県内のジュエリーメーカーで作る県水晶宝飾連合会が甲府の街から質の高い素材や技術、それにデザインを用いたジュエリーを世界に発信しようと2005年にスタートし、JAPANブランド育成支援事業として、国からの支援も受けてきました。
そして今年4月からは新たに中小企業庁から新事業活動促進支援補助金の採択を受け、国内外での販売ルートの確立を目指して事業を展開していくことになり、きょう初めての委員会が開かれました。
この中で新商品の開発のためにクーフーデザイン室を設置することや、国内外への流通・販売戦略として、百貨店や専門店などを通してクーフーコレクションを紹介していくといったことなどが決まりました。
クーフーコレクションは今後、今年9月に香港で開かれるジュエリーフェアにも、出展を予定しています。

6月県議会が閉会 6/16 18:50
6月定例県議会はきょう、およそ3億6700万円の補正予算案などを可決し、15日間に渡った日程を終了しました。
6月定例県議会はきょう本会議を再開し、県警が新山梨環状道路において誤った交通処理をしたために生じた、被害者への賠償金など、およそ1300万円を含む3億6700万円余りの補正予算案など、15の案件について採決しました。
その結果、日本共産党から県警関連の予算が含まれる補正予算案など一部の案件について反対する意見が出ましたが、賛成多数ですべての案件が原案通り可決され、6月定例県議会は15日間の会期を閉じました。
6月県議会が閉会したことで、選挙の実働部隊とも言われる県議会議員たちも、来月11日の投開票が有力視されている参院選に向けて動きが活発化し、選挙ムードは一気に高まると見られます。

山梨でも日本勝利に沸く 6/15 19:29
サッカーワールドカップの1次リーグ突破に向けて、大きな1勝をあげた日本。
「サッカーの街」韮崎市では昨夜、大勢のサポーターが大型スクリーンで観戦し、日本の勝利に沸きました。
これは「サッカーの街韮崎」をPRしようと、韮崎市や市内の青年会議所などが企画したものです。
会場には日本代表のユニフォームなどに身を包んだサポーターおよそ200人が集まり、熱い声援を送りました。
そして前半39分、本田選手が先制点を奪うと大きな歓声と拍手が起こりました。
日本はこのまま逃げ切って1対0で勝利し、1次リーグ突破に向けて大きな1勝をあげ、会場は歓喜に湧き上がっていました。
日本の次の試合は4日後の今月19日、強豪のオランダと対戦します。

都留「すき家」強盗、少年関与か 6/15 18:50
今年に入って県内で相次いでいた、牛丼チェーン店を狙った強盗事件で、別の強盗事件で神奈川県警に逮捕された無職の少年が、関与をほのめかす供述をしていることがわかりました。
県内では今年に入って牛丼チェーン店の「すき家」を狙った強盗事件が4件起きています。
このうち甲府市と昭和町の事件に関しては既に逮捕されているブラジル人の男らの関与が疑われていますが、都留市で起きた2件については犯人が捕まっていません。
こうした中、今年3月に横浜市旭区の牛丼店「すき家」に刃物を持って押し入り、現金およそ30万円を奪った疑いで逮捕された、神奈川県綾瀬市に住む18歳の無職の少年が、山梨県内での牛丼チェーン店で起きた強盗事件への関与もほのめかしていることがわかりました。
県内や神奈川県では今年に入って「すき家」を狙った強盗事件が14件相次いでいて、警察で裏付け捜査を進めると共に共犯者がいるものとみて、詳しく調べています。

知事「参院選争点は政治実績」 6/15 19:34
来月11日に投開票となる見通しの参院選について、横内知事はきょう、「マニフェストの実行状況や民主党を主体とする内閣のこの8か月間の政治実績が参院選の争点となる」と話しました。
知事はこのほか、強い経済、強い財政、強い社会保障の一体的な実現を図るという、菅総理の方針も争点になると語り、政権交代後の民主党を中心とした政治に対する評価が参院選のポイントになるとの考えを示しました。
また知事自身の参院選の対応については、「公正公平な姿勢を貫く」として、特定の候補者を支援することはなく、出陣式などにはメッセージは送るものの出席はしないと話しました。

甲府の河川敷で車両火災 6/15 19:32
きょう午後、甲府市の河川敷で、車が燃える火事がありました。
きょう午後1時ごろ、甲府市白井町の白井河原橋の下の河川敷で、車が燃えていると通報がありました。
周囲にはもうもうと黒煙が立ち込めましたが、消防が消火作業にあたった結果、火はおよそ30分後に消し止められましたが、車1台を全焼しました。
車の近くには車の所有者の男性が倒れていて、病院に運ばれましたがケガはありませんでした。
警察の調べに対しこの男性は、「自殺しようとしたが、熱くて外に逃げた」と話しているということです。

韮崎射撃場の水質調査結果公表 6/15 19:31
閉鎖された韮崎市の県立射撃場周辺で行なわれた、水質調査の結果がまとまりました。
地下水からは、環境基準を超える鉛は検出されなかったことが分かりました。
この調査は銃弾に使われる鉛の環境への影響を調べるために、県が先月行なったものです。
調査では、銃弾の最も多い着弾地点など、釜無川河川敷の2か所を掘削し、地下水の水質を分析しました。
その結果鉛の濃度は1リットルあたり0.003ミリグラムと0.001ミリグラムで、いずれも法で定める環境基準0.01ミリグラムを大きく下回っていました。
この結果について県教育委員会では、「銃弾の鉛による環境への悪影響はほとんど生じない可能性があるが、今後まとまる射撃場の敷地内の水質調査の結果とあわせて総合的に判断したい」とコメントしています。
県立射撃場をめぐっては、県が甲州市へ建設する計画を進めている一方で、以前、候補地に挙がった韮崎市穂坂町の住民グループが地元に射撃場を誘致する動きをみせています。

2億円貴金属強盗に関与か 6/14 18:45
3年前、甲府市などで、あわせて2億円余りの貴金属などが奪われた連続強盗事件について、別の窃盗事件で起訴された男たちが、関与を認める供述を始めたことが、警視庁への取材で分かりました。
この事件は、2007年に甲府市や笛吹市などの貴金属店や貴金属加工会社で強盗事件が3件相次ぎ、現金や貴金属あわせて2億2000万円余りが奪われたものです。
事件は現場の犯人の足跡が一致するなど、同じグループによる連続強盗事件と見られていましたがその後、警視庁への取材で、別の窃盗事件などで逮捕・起訴された日本人と中国人のグループの複数の男が関与を認めた上で、「奪った貴金属を湖に捨てた」などと供述していることがわかりました。
警視庁が甲府市の千代田湖を捜索したところ、供述通り被害品と見られる貴金属が見つかったということで、警視庁は裏づけを急いでいます。

口てい疫対策で県初動対応決める 6/14 18:45
宮崎県で、依然として感染が広がっている家畜伝染病の口てい疫の発生に備え、県では初動対応にあたる33の担当課の業務を決定しました。
これはきょう開かれた2回目の口てい疫対策庁内会議で決まったもので、県内で口てい疫が発生した場合、県では直接の担当である畜産課だけでなく、33の課が連携して初動対応にあたることになりました。
具体的には農政総務課が人員の確保や、情報提供の窓口設置、管財課が処分した家畜を埋却する県有地の対応、また、道路管理課が消毒ポイントや道路の規制などとなっています。
この他、県の臨床検査で「疑わしい」と判断された場合、知事を本部長とする対策本部の幹事会を開催し、国の精密検査の結果を待つなど、発生時の流れも確認しました。
県では感染の拡大を防ぐためには初動対応をいかに早く取るかが重要としていて、今後、各課では具体的な準備を進め、県内での発生に備える事にしています。

都留市でクマ注意の看板設置 6/14 18:50
きのう、都留市の小形山で、男性がクマに襲われて大けがをしたのを受け、市では、きょう注意を促す看板を設置しました。
きのう午後2時20分ごろ、都留市小形山で、イノシシなどの有害鳥獣を駆除するため、山に入っていた都留市川茂の無職・佐藤武夫さん73歳がクマに襲われ、右手首の骨折など大けがをしました。
これを受け、都留市では、きょう、現場付近や小形山の入り口に、入山者に注意を促す看板を設置しました。
市の担当者は、「今は子どもが生まれる時期で、親グマが凶暴になりやすい」と話し、山に入る際は鈴など音の鳴るものを身につけてほしいと注意を呼び掛けていました。
また、小形山ではおとといにもクマの目撃情報があったということで、市では、あすにもクマの捕獲に乗り出すことにしています。

投票用紙の印刷始まる 6/14 18:50
その参院選の投票日に向け、投票用紙の印刷作業がきょうから始まりました。
参院選の投票用紙の印刷作業はきょうから4日間行われ、山梨選挙区と比例代表の投票用紙がそれぞれ71万4000枚と、点字用がそれぞれ2000枚印刷されます。
甲府市内の印刷所には、県の選挙管理委員会の職員4人が出向き、用紙が適正に印刷されているかを慎重に確認していました。
投票用紙は開票作業が迅速に行えるよう、折り曲げてもすぐに広がる特殊な紙が使われていて、18日には、各市町村の選管に配布されます。
なお参院選は来月11日の投票が想定されているものの、現時点では確定していませんが、これについて県の選管では、「投票用紙に投票日の日付けは印刷されないので、影響はない」と話しています。

ワイン輸出プロジェクト2年目 6/14 18:45
EU諸国に向けて、甲州ワインを輸出するプロジェクトでは、今年度もイギリスで商談会を開くなど、今後1年間の事業計画を決めました。
甲州ワインのEU輸出プロジェクトは、ワインの本場であるヨーロッパでの市場開拓を目指し、昨年度、発足したもので、今年1月にはイギリスで試飲会や商談会などを開きました。
きょうは、2年目の事業を決める準備会が開かれ、今年度は、昨年度より2社多い17社が参加し、来年1月にイギリスで再び商談会を開くなど、向こう1年間の事業スケジュールなどが決まりました。
2年目のプロジェクトは、来月、組織が正式に立ち上がる予定です。

都留・熊に襲われ男性重傷 6/13 19:00
きょう午後、都留市の山林で、73歳の男性が熊に襲われました。
男性は右手首を骨折するなど重傷と見られています。
きょう午後2時20分ごろ都留市小形山で、都留市川茂に住む無職の佐藤武夫さん73歳が倒れているのを通行人が発見しました。
佐藤さんはイノシシなどの有害鳥獣を駆除するため、猟銃を持って山林に入っていたところ、突然、熊に襲われたという事です。
佐藤さんは神奈川県の病院で手当てを受けていますが、右手首を骨折しているほか頭や肩を負傷し、重傷と見られています。
熊が現れたのは小形山の西側の山林で、この付近ではきのうも熊が目撃されていて、都留市では防災無線で市民に注意を呼び掛けています。

太宰しのび山梨桜桃忌 6/13 19:00
6月19日は作家・太宰治の命日「桜桃忌」です。
これを前に太宰ゆかりの地の御坂峠で「山梨桜桃忌」が開かれました。
太宰治は、1938年(昭和13)の秋、およそ3か月に渡って御坂峠の天下茶屋に滞在し作品を執筆しました。
山梨桜桃忌は太宰の命日にあわせて毎年開かれているもので、きょうはおよそ50人のファンが集まり、太宰の文学碑に花や酒を供えました。
また、天下茶屋では太宰治に関する著書を出版した作家達の講演会が開かれました。
このうち、太宰を研究する本を執筆したタレントの木村綾子さんは、研究を通して様々な人との交流と絆が深まったエピソードを披露し、ファンとともに太宰を偲んでいました。

恒例!県ジュニア水泳大会 6/13 19:00
恒例の山梨県ジュニア水泳大会が甲府市で開かれ、大勢のジュニアスイマーが日頃の練習の成果を競いました。
これは小中学生の水泳技術の向上を目的に毎年開かれているもので、ジュニアの水泳大会としては県内最大規模です。
今年は県内18のスイミングクラブから536人の小中学生が参加しました。
主催者側では「大会でジュニアの底上げを図り、日本トップレベルのスイマーが誕生して欲しい」と話していて、選手達は記録の更新を目指して力強い泳ぎを見せました。
なお、大会の模様は今月26日の午後4時からUTYで放送する予定です。