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エスコートキッズ11人が出国 ブブゼラ対策も
成田空港の出発ロビーで「頑張れニッポン」と気勢をあげるエスコートキッズたち
Photo By スポニチ |
サッカーW杯南アフリカ大会の日本―オランダ戦(19日)で日本代表選手と手をつないでピッチに入場するエスコートキッズ11人が16日、成田空港から出発した。初戦のカメルーン戦勝利で1次リーグ突破の光が見えたため、6〜10歳の子供たちは気合十分。事務局側は、スタンドに響く民族楽器「ブブゼラ」の騒音からキッズの耳を守ろうと、出発前に耳栓を配った。
キッズには、それぞれ保護者1人が同伴。出発前には成田市内のホテルで団結式が行われた。報道陣から「手をつなぐ代表選手に言いたいこと」を聞かれ、白井創(そう)君(8)は「絶対優勝してくださいと伝えたい」、兼崎愛里さん(9)は「悔いの残らないように頑張ってほしいと言いたい」と目を輝かせた。平山湧己(ゆうき)君(9)は「本田選手と手をつなぎたい」と熱望した。
香港を経由し、3泊6日の行程。南アでは代表エスコートのほか、他国キッズたちとサッカーの親善試合を予定している。現地は治安が悪化しており、事務局側は宿泊先のホテルを借り切るなどして対応。トイレまで、すべて団体行動を徹底する方針。この日も「向こうの空港に着いたらワーッと走らないように」などと念を押した。
治安対策とともに、心配なのが騒音対策。試合中にスタンドで鳴り響くブブゼラの音から小さな耳を守ろうと、耳栓を全員に1セットずつ配布。米モルデックス社製(4個入り、税込み525円)で、保護者と同行スタッフにも配られた。女性スタッフが「ブブゼラの音がうるさいから、試合中はこれを耳に入れてね」と説明すると、子供たちは「ぶぶめらってな〜に?」とキョトンとしていた。
この日は早朝から取材が続いて全員疲れ気味だったが、空港ロビーでは元気よく「オランダに勝つぞ!オー」と気勢をあげた。午後6時20分に成田空港発の日航機で出国。香港で南アフリカ航空機に乗り換え、約13時間半かけてヨハネスブルクに到着。そこから国内線でダーバンに向かう。到着予定は17日午前10時(日本時間午後5時)。フライト時間は計19時間15分に及ぶ。
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