栃木県足利市の子供用品店で5月、乳児を抱いて両脚の骨を折ったとして傷害容疑で逮捕された同市若草町、無職、五月女(そうとめ)裕子容疑者(28)が、4月に同じ店で別の乳児が抱き上げられて脚の骨を折られた事件にも関与した疑いが強まり、県警足利署は近く、傷害容疑で再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。五月女容疑者は3年半ほど前に離婚し「幸せな家庭がうらやましかった」などと供述しているという。
捜査関係者によると、五月女容疑者は4月に足利市内の子供用品店で、買い物に来ていた女性の乳児を抱き上げ、脚の骨を折った疑いが持たれている。
五月女容疑者は同じ用品店で5月26日午前11時半ごろ、生後3カ月の乳児を抱いて両太ももの骨を折ったとして同28日、傷害容疑で逮捕された。当初は否認したが、現在は容疑を認めているという。
五月女容疑者は、学習塾経営の両親と会社員の弟、長女と実家で暮らしていた。捜査関係者によると、県警の調べに「親から『仕事を探せ』と言われていた」「優秀な弟に対し劣等感を感じていた」などと供述しているという。また複数の知人によると、逮捕前は「パートを始めても続かない」と漏らしていたという。【吉村周平、岩壁峻、松本晃】
毎日新聞 2010年6月17日 2時33分