家畜の伝染病、口てい疫の一日も早い終息を願って、宮崎市の神社で祈願祭が行われました。
祈願祭は、宮崎市の中心部にある宮崎神宮で行われ、氏子などおよそ40人が参加しました。神職が口てい疫の終息を願うという内容を盛り込んだ特別の祝詞をあげたあと、参加者が感染が収まるようにという思いを込めて玉ぐしをささげていました。この神社では、16日以降、毎朝行うお供えにあわせて、口てい疫の終息を祈願することにしています。また、宮崎県神社庁は県内のおよそ650の神社に、こうした祈願祭を行うよう呼びかけています。宮崎神宮の宮司で県神社庁の庁長を務める杉田秀清宮司は「宮崎県にとって農業、畜産業は産業の要です。口てい疫の撲滅のために力になれれば」と話していました。