今日も一緒にプロレスを楽しみましょう

三沢さんと木村さんに陰杯（かげさかずき）を供えて来た。
　先日、ポマードでおなじみの老舗化粧品メーカー「柳屋本店」の外池榮一郎社長と会食した。多趣味の外池社長はプロレスファンとしても知られており、ノアを始めプロレス会場でもお顔を拝見することがある。
プロレス談義の中で三沢さん、ラッシャー木村さんの話も出た。お２人に陰杯を供えた。「あんなに元気でリング上で暴れ回っていたのに。あんなに屈強なレスラーが死ぬなんて。ファンだからというのもあるかも知れないけど、プロレスラーが亡くなるのは本当に辛くて悲しいものです」というプロレスファンの嘆きは痛いほどわかる。
近年では０７年はカール・ゴッチさん、０８年はグレート草津さん、０９年は剛竜馬さんなどマットを彩ったレスラーたちの訃報が続いている。記者はその度、その方との思い出を語りながら、陰杯を捧げて来た。今回は、三沢さんの一周忌に木村さんの訃報まで加わり、いつにも増して何とも切なかった。
三沢さんとも親交があった外池社長は、その悲しみを胸に隠して明るく振舞われた。
　そして心のこもったお土産までいただいた。「柴田さんにピッタリです」と自社製品の「育毛剤」の豪華セットである。お心遣いに感謝いたします。
帰りがけに見たら、陰杯の酒は少し減っていたように思う。三沢さんも木村さんもお酒が好きだったから、きっと飲みに来てくれたのだろう。合掌