日本年金機構 情報漏えいは入札詳細文書
6月17日2時15分配信 日本テレビ
日本年金機構の職員が事業の入札前に内部情報を業者に漏らした問題で、漏えいしていたのは入札の詳細が書かれた文書だったことがわかった。日本年金機構によると、40歳代の男性職員が年金記録の確認業務の入札に関して、入札に参加した業者に勤める旧社会保険庁のOBに、入札の詳細や業者の評価基準が書かれた文書の案を事前に電子メールで送っていたという。職員は「旧知の間柄なので、いろいろと相談したかった」「便宜供与はなかった」と話している。
日本年金機構は、法律で禁止されている「秘密保持」の違反に当たるとして、この職員を警察に告発することを検討している。
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最終更新:6月17日2時15分
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