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【大相撲】

相撲協会が大嶽親方から聴取へ 警視庁は恐喝立件へ

2010年6月17日 00時38分

 賭博問題の報告のため文科省を訪れ、謝罪する日本相撲協会の陸奥広報部長(右)と八角広報副部長=16日午後

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 大相撲の野球賭博問題で日本相撲協会は16日、外部有識者らによる調査チームを設置、17日に大嶽親方(元関脇貴闘力)と、元関脇の幕内豊ノ島関から関与の有無について事情聴取する方針を固めた。17日発売の週刊新潮が2人の関与を報じるためという。

 文部科学省は16日、相撲協会の実態調査で野球賭博29人を含む65人が賭博関与を認めたことから琴光喜関以外の名前の公表を検討するよう求めた。

 また、警視庁が、野球賭博の口止め料として大関琴光喜関から約300万円を脅し取ったとされる暴力団関係者について、恐喝などの疑いで立件する方針を固めたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁は既に、琴光喜関をはじめ、相撲協会に野球賭博への関与を申告した一部の関係者から任意で事情聴取。疑惑が報じられる前から、琴光喜関への恐喝に関する情報を得ていたほか、14日の再聴取で、本人が事実関係を説明したことから、立件可能と判断し詰めの捜査を急いでいる。

 捜査関係者らによると、暴力団関係者は、野球賭博に関与していた現役力士の兄とされる。

(共同)
 

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