一日も早い終息のためには、殺処分対象家畜の殺処分・埋却、汚染物品や堆肥等の埋設をとにかく急がねばならない。
15日から自衛隊の応援を増派して頂き、16日からは、現場180名(全体330名)体制で臨んでいる。
また、獣医師も県外等から増員頂き、現場153名(全体172名)体制で、殺処分・埋却作業を急ぐ計画である。
勿論天候次第であるが、目標は、各地とも、今月20日前後までに疑似患畜・患畜分を殺処分・埋却し、今月一杯くらいでワクチン接種分を殺処分・埋却することである。加えて、汚染物品・堆肥等の埋設も急がなければならない。
昨日の殺処分は2,872頭。殺処分対象275,768頭。処分完了184,001頭、未殺処分91,767頭。
昨日と一昨日は疑似患畜確認は無かったが、今日、新たに国富町で確認があった。
県民の皆様、特に畜産農家さん・農業関係の方々におかれましては、今一度気を引き締め、防疫措置を徹底するよう切にお願い申し上げます。ワクチンを打ったからと言って、安心ではありません。発生地区に遠いから安心ではありません。
人や車や物の行き来をもう一度厳重にチェックして下さい。
とにかく、これ以上の拡大を絶対に防がなければなりません。言うまでもありませんが、これ以上の発生は、宮崎全体の経済を益々致命的にしてしまいます。どうか、ご理解とご協力をお願い申し上げます。