宮崎 新たに国富町で感染疑い
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宮崎 新たに国富町で感染疑い

6月16日 18時57分

家畜の伝染病「口てい疫」の問題で、新たに宮崎県中央部の国富町で口てい疫に感染した疑いのある牛が見つかりました。国富町では、16日じゅうに感染の疑いが出た農家の牛をすべて処分したいとしています。

宮崎県によりますと、16日、県中央部にある国富町の畜産農家の牛3頭に口てい疫のような症状が出ているのが見つかり、国と県が確認した結果、感染した疑いのあることがわかりました。この農家で飼育されるおよそ230頭の牛は、感染の拡大を防ぐためにすべて処分の対象となり、町では、16日じゅうに処分を終えたいとしています。国富町は、今月10日に感染の疑いがある豚が見つかった宮崎市に隣接していますが、ワクチンの接種地域には入っておらず、感染の疑いがある家畜が見つかったのは今回が初めてです。これで、宮崎県内で感染または感染の疑いのある家畜が見つかったのは、5つの市と6つの町のあわせて290か所になりました。