宮崎県警高鍋署は11日、口蹄疫被害に遭い、消毒のため立ち入り禁止になった宮崎県木城町の養豚農場の倉庫から事務机や洗濯機などが盗まれたことを明らかにした。
高鍋署によると、この農場では口蹄疫の感染疑いのため、5月23日までに豚約2千頭を処分。豚舎などを消毒する作業員以外は立ち入り禁止になっていた。今月5日に消毒が終わり、従業員が10日に農場に来ると、洗濯機など10点(計5万円相当)がなくなっていた。
高鍋署は、消毒作業のため従業員が不在となり、人目が届きにくくなった間に侵入したとみて調べている。
同署の都原誠一副署長は「農場は口蹄疫と二重の被害に遭ってしまった。悪質で許されない」と話している。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA