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第26回環境省政策会議

 朝8時から第26回環境省政策会議に出席しました。生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の準備会合報告などを聴取しました。環境問題については、世界政治が着実に前進しつつあることが分かります。政治はやはり重要です。
 衆参、政府側も合わせて18人の議員が出席しましたが、環境委員でないのにほぼ毎回出席しているのは私だけです。地球環境問題は政治家の必修科目だと考えるからです。
がらちゃん * 活動報告 * 09:46 * - * -

東アジア共同体議連

東アジア共同体議員連盟の設立総会に出席しました。会長には鳩山由紀夫前首相が就任、自ら提唱した東アジア共同体の実現を目指す決意を述べました。総会には27人の議員が本人出席し、清水谷諭一橋大学大学院経済研究所准教授の講演を伺いました。清水谷氏は、20年代にアジア共通通貨単位の実現、30年代にアジア共通通貨の実現を図るべきだとの提言があり、鳩山氏をモデルに用いた紙幣デザインまで披露されました。清水谷氏は「日本がリードしなければ、中国など他国にリードされてしまうだけ」と訴えました。

がらちゃん * - * 12:30 * - * -

日本・シリア友好議連

 朝、民主党日本・シリア友好議連に出席しました。かつて外務省記者クラブ所属記者の時代、安倍晋太郎外相がイラン・イラク戦争の和平を仲介しようとした際に重視したのがシリアとオーストラリアだったことを思い出しました。中東は依然として世界の火薬庫であり、シリアと人的なつながりを持っていることは重要です。
がらちゃん * 活動報告 * 12:11 * - * -

「ミトコンドリアはどこからきたか」を読む

黒岩常祥著「ミトコンドリアはどこからきたか」(NHKブックス)を読了しました。ヒトには60兆個の細胞があり、一つひとつの細胞に3000個近いミトコンドリアがあります。本書によれば、ミトコンドリアは36億年前に誕生した原核生物から進化したαプロテオ細菌が、18億年前に真核細胞生物に寄生して細胞中で同化したものだということです。地球上のほとんどの生物の中で永々と生き続けている存在であり、寿命や病気を支配しています。また、現代人のルーツは、ミトコンドリアの母性遺伝の研究から、17万年前の一人のアフリカ女性にたどり着くと言います。高温、強酸性の浅い海で、落雷放電によって誕生した有機物が高度な生命体システムを獲得して行く奇跡の永い旅路を思い、その生き証人となるミトコンドリアの存在に驚きを隠せません。
がらちゃん * - * 17:05 * - * -

大前研一氏の講演

 午前、経済産業省政策会議成長戦略専門委員会に出席し、大前研一氏の講演「成長戦略の原則」を拝聴しました。大前氏は、現状のままでは日本の財政破綻が時間の問題だと指摘し、世界の流動資金と国内の個人金融資産を引き出し、規制撤廃と地域間競争によって予算支出を伴わない成長戦略を実行すべきだと主張しました。具体的には、全国一律の建築基準法適用を廃止して地域に委ねること、減価償却を短縮すること、商店街を株式会社化することなどを提案しました。日本社会の構造と日本人の心理の分析に基づいたアイデアで、説得力があり、大変面白い講演でした。また、参議院選挙後3年間は国政選挙がない珍しい時期を迎えるので、「民主党らしい大胆な規制改革をやるラストチャンスになる」と述べ、大きな期待感を示されました。同感です。
がらちゃん * 活動報告 * 12:00 * - * -
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