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埼玉県警浦和西署は15日、サッカー南アW杯・日本対カメルーンの関連番組のチャンネルを勝手に替えられたことに腹を立て、同居の無職男性(58)にけがを負わせたとする傷害の容疑で、さいたま市の無職・西垣浩一容疑者(62)を現行犯逮捕した。西垣容疑者は「見ていたチャンネルを替えられ、腹が立った」と供述している。W杯に熱くなりすぎたが故のトラブルだった。
事件は、岡田ジャパンのカメルーン撃破の余韻も冷めやらぬ早朝に起こった。
浦和西署によると、西垣容疑者は15日午前5時半頃、自宅で見ていたテレビのチャンネルを替えられたことに立腹し、同居する男性の左腕など3か所をカッターナイフで切り付けた疑いで逮捕された。
今年3月から、生活保護受給者を対象とした宿泊施設の一室(6畳)で被害者男性と2人暮らししていた西垣容疑者は、14日午後11時キックオフの南アW杯・日本対カメルーン戦を1人きりでテレビ観戦。夕食時に酒を飲んでおり、ホロ酔い加減だった。本田圭佑の決勝ゴールなどに興奮したのか、その後も就寝せずに関連番組を視聴。事件が発生した5時半当時も、W杯関連のニュース番組を見ていた。
一方、被害者男性はサッカーに興味がないのか、カメルーン戦をテレビ観戦しなかった。そして迎えた15日朝、テレビ朝日系「やじうまプラス」(午前5時25分放送開始)を見ることを日課にしているためチャンネルを替えようとしたところ、西垣容疑者に文句を言われて口論に発展。取っ組み合いとなった末、西垣容疑者は所有のカッターナイフを手にして切り付けてきた。
凶器となったカッターは刃渡り8・5センチ、刃幅2センチという大型のもので、被害者男性は左上腕部、左鎖骨付近、左まゆの3か所にけがを負った。左上腕部は深さ2センチ、幅10センチという大けがだった。
隣に住んでいた男性が被害者の叫び声に気付き、110番。すぐに病院に搬送され、緊急手術を受けた。命に別条はないが、全治5か月の重傷と診断された。
みんながハッピーな気分になるはずの岡田ジャパンの白星発進が原因となっての“惨劇”。サポーターも冷静さが必要だ。
(2010年6月16日06時03分 スポーツ報知)
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