きょう(7日)午後、和歌山市内の焼肉店で、暴力団幹部の男が無銭飲食の疑いで和歌山東警察署に現行犯逮捕されました。警察の調べに対して男は「現金60円しか持っていなかった」などと供述しています。逮捕されたのは、和歌山市雑賀町(さいかまち)の指定暴力団・山口組系「極栄会」幹部の野崎博(のざき・ひろし)容疑者60歳です。和歌山東署によりますと、野崎容疑者は、きょう(7日)午後3時ごろ、和歌山市新雑賀町(しんさいかまち)の焼肉店で、焼き肉と日本酒あわせて6595円分を飲食しましたが、代金を支払わずに逃げようとしたところを、店員の通報で駆け付けた和歌山東署員に、無銭飲食の疑いで現行犯逮捕されました。野崎容疑者は、現金60円しか持っておらず、警察の調べに対して「はじめから代金を支払うつもりはなかった」などと容疑を認める供述をしています。