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被害額200万円…邦人カメラマン襲撃される

 在南アフリカ日本大使館によると、日本対カメルーン戦が行われたブルームフォンテーンで14日午後6時半(日本時間15日午前1時半)ごろ、フリーカメラマンの日本人男性(32)が3人組の強盗に襲われた。カメラや現金、パスポートが入ったリュックサックを奪われ、被害総額は約200万円。共同電によると、ケガはなかったという。

 男性は試合後、フリー・ステート競技場から2キロ離れたホテルまで徒歩で移動中だった。地元警察によると、ホテル手前の角で1人の男に「今、何時ですか」と声を掛けられた。答えていたところ、背後から男2人に押し倒され、そのまま背負っていたカメラバッグとコートを奪われた。

 劣悪な治安で知られる南アでは、11日のW杯開幕前から各国の代表選手や報道陣が強盗や窃盗の被害に遭うケースが相次いでいる。9日にはヨハネスブルク北西約120キロの町のホテルでポルトガルとスペインの報道陣が拳銃強盗の被害に遭い、ポルトガルの男性カメラマンは約320万円相当の機材を盗まれた。

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