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蓮舫氏だけ浮かない表情…公設秘書が痴漢
記者会見する蓮舫行政刷新相
Photo By 共同 |
蓮舫行政刷新相の30代の男性公設秘書が痴漢行為をしたとして、警視庁池袋署に都迷惑防止条例違反容疑で任意で事情聴取されていたことが15日分かり、蓮舫氏は同日、「あってはならないこと」と謝罪した。W杯の初戦勝利で、菅首相をはじめ各閣僚から喜びの声が上がる中、たった1人、浮かない表情だった。
蓮舫氏はこの日午前、閣議後の会見で「女性として娘を育てる母として、今回の件はあってはならない。申し訳ないことだと思っている」と陳謝。詳細な事実関係については「相手のプライバシー、人権もあるので、私から報告するのは控える」と言及を避けた。
また、参院本会議では就任後初めて答弁。自民党の西田昌司氏から説明を求められて「女として人としてあってはならない…。本当に申し訳ない」とここでも謝罪し、ほろ苦いデビューとなった。
秘書は2日未明、東京都豊島区の路上で女性の下半身を触った疑いで、同日、池袋署で任意の事情聴取を受けた。蓮舫氏によると、同日中に「路上で女性とトラブルになった」と報告を受け、4日付で依願退職したという。鳩山政権から菅政権への交代という激動のさなかに起きた秘書の不祥事。蓮舫氏の心も揺れていたようだ。
蓮舫氏は8日、行政刷新担当相に就任。事業仕分けで見せた厳しい表情から一転、菅内閣の目玉としての期待から、努めて笑顔で振る舞ってきた。9日の初登庁時には前任者の枝野幸男幹事長が内閣府職員に「僕より蓮舫氏の方が怖いから気をつけて」と紹介すると、蓮舫氏は「私はそんなにきつい女ではありません。ご安心ください」と返し、職員を笑わせる一幕もあった。
だが、15日は終始浮かない表情。周囲の閣僚がW杯の勝利の余韻で笑みをこぼしていたこともあって余計に際立った。
池袋署によると、秘書は2日午前2時ごろ、池袋の路上で、自転車で追い抜きざまに飲食店店員の女性(18)のスカートをめくり、尻を触って逃げた疑い。女性から被害の訴えを受けた警ら隊の隊員が秘書を現場近くで呼び止め、池袋署に任意同行を求めた。秘書は酒に酔った様子だったという。秘書は尻を触ったことは認めたが、女性は被害届を出しておらず、事件化はされなかった。
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