神田知事(左)を訪問し相撲について歓談する二所ノ関親方(中)と千賀ノ浦親方=名古屋市中区の知事公館で
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大相撲名古屋場所(日本相撲協会、中日新聞社共催)を前に、同場所の担当部長を務める同協会の二所ノ関親方(元関脇金剛)と、千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)が14日、県公館に神田真秋知事を訪ね、熱戦を約束した。
名古屋場所での暴力団関係者観戦や一部力士の野球賭博関与など、トラブルが相次いでいるだけに、二所ノ関親方は「不祥事続きで申し訳ない」と陳謝。神田知事は「独特の世界だから、昔から引きずっているものもあるだろうが、変わらなければ」と応じた。
今場所の展望については二所ノ関親方が「横綱白鵬の連勝記録、大関把瑠都の充実などが話題になりそう」と解説。神田知事は「緊張感あるいい取組を続ければお客さんも増える」と話した。
さらに神田知事は、今場所の優勝力士に贈られる知事賞の副賞は三河湾産のアサリ500キロ分だと明かし、「愛知のアサリは漁獲量も味も日本一」とPRした。
二所ノ関親方らは名古屋市役所も訪問。河村たかし市長から「不祥事はくれぐれもないようにして、大いに盛り上げてください」と激励を受けた。
名古屋場所は7月11日から25日まで名古屋市中区の県体育館で開かれる。
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