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東ティモール 自衛隊員派遣へ

6月16日 4時43分

政府は、東ティモールで行われている国連のPKO=平和維持活動に、現地の治安状況についての情報収集を行うための要員として、自衛隊員を新たに派遣する方針を固めました。

およそ8年前に独立を果たした東ティモールには、治安維持や選挙監視などのため、国連のPKO活動として、およそ1500人の警察要員と30人の連絡要員が各国から派遣されています。こうしたなか、政府は現地の治安状況などについての情報収集を行うための連絡要員として、自衛隊員を新たに派遣する方針を固め、北澤防衛大臣は統合幕僚長などに対し、派遣に必要な準備を進めるよう指示を出しました。政府は今後、国連側との調整を進めたうえで、自衛隊員の具体的な任務などの実施計画を決め、ことし秋にも数人を派遣することにしています。東ティモールでのPKO活動に自衛隊員が参加するのは、道路建設などの任務を行うために派遣された平成14年以来、今回が2回目となります。