軍人ら犯罪多発に抗議 沖縄市長・北谷町長

米軍は防止策発表へ

2010年6月11日 09時40分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録

 【中部】タクシー強盗など米軍人・軍属による犯罪が相次いでいる問題で、東門美津子沖縄市長と野国昌春北谷町長は10日、キャンプ瑞慶覧の在日米軍沖縄地域調整事務所にケビン・ビショップ所長(大佐)を訪ね、抗議するとともに実効性のある再発防止策を求めた。

 ビショップ所長は11日にも、在沖米軍トップである4軍調整官のテリー・ロブリング中将が、新たな再発防止策を発表すると答え、指導徹底や巡回パトロールの強化を約束したという。

 沖縄市では5月に、米兵がタクシーから釣り銭を奪い逃走した事件が発生。3月にも米兵2人組によるタクシー強盗が起きている。北谷町では4月、米軍関係者の子息によるタクシー強盗事件が発生した。

 在沖米4軍は3月、陸海空海兵隊すべての軍人と軍属を対象に、秩序、規律を再考させる部隊講習会を開くと発表していた。

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