フィリピン人の女と日本人の男との偽装結婚を仲介したなどとして、愛知・静岡の両県警は飲食店経営安田知洋容疑者(35)=愛知県幸田町深溝=と山口組弘道会系暴力団組員、前田大輔容疑者(34)=同県岡崎市葵町=らブローカー4人を含む男女10人を電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕したと15日、発表した。
両県警は、安田容疑者の店を実質的に経営していた同市内の男(49)がブローカー4人に偽装結婚のあっせんを指示していたとみて、共犯容疑で逮捕状を取って行方を捜している。
愛知県警国際捜査課と岡崎署によると、安田、前田両容疑者ら4人は安田容疑者の店で働くフィリピン人に在留資格を得させるため、2009年4月から10月にかけて、計3組6人の偽装結婚をあっせんし、虚偽の婚姻届を出した疑いがある。両県警はブローカーらが少なくとも60組の偽装結婚にかかわったとみているという。