AKB大島、前田らアイドルが台頭し大ベテランも健在の太田プロが複権か
【芸能】
2010年6月15日 掲載
かつて「泣く子も黙る」といわれたが
とにかく稼ぎ頭が誕生した。先週のAKB48の「総選挙」。所属タレントの大島優子(21)と前田敦子(18)が1、2位フィニッシュを達成。この2人は今や国民的人気ユニット「AKB48」の2トップで、今後、仕事がバンバン舞い込むのは確実。同プロの“稼ぎ頭”に成長するだろう。
「今後はCM展開がグンと増えます。ギャラの収入で事務所はウハウハです」(芸能プロ関係者)
また、同プロには勢いがある広末涼子似のお笑い芸人おかもとまり(20)もいて、テレビや営業に引っ張りだこである。
「ダチョウ倶楽部や笑福亭笑瓶といったベテランと、土田晃之、有吉弘行、柳原可奈子といった中堅・若手の芸人が多数在籍していて、バラエティー番組でのバーター共演も増えている」(芸能ライター)
太田プロといえば60年代、てんぷくトリオやナンセンストリオらを輩出した関東の老舗お笑いプロ。80年代の漫才ブーム以降はビートたけし、片岡鶴太郎、山田邦子ら人気タレントを多数抱えて、「泣く子も黙る太田プロ」といわれたほどだった。
●山田邦子は30周年
ところが、88年にビートたけしがオフィス北野を設立して独立。片岡鶴太郎はお笑いから俳優業へシフト。山田邦子は人気が尻すぼみになり、同プロの勢いは凋落(ちょうらく)。90年代、00年代は“失われた20年”といっていいほど影が薄かった。ところが、大ベテランの山田も13日に都内ホテルで盛大に芸能生活30周年パーティーを開くなど勢いがついている。6月からは女優の川島なお美(49)や元ボクシング世界チャンピオンの具志堅用高(54)も同プロへ移籍し、所属タレントを増やした。
アイドルもベテランもそろって芸能界が賑やかになるのは大歓迎だ。