驚きの連続？！東洋医学に基づいた韓国流エステとは？
サウナやアカすり、マッサージにエステなどを楽しみに韓国へ行かれる人も多いと思います。私が体験したのは、ハンジュンマクというドーム型のサウナと、経絡（注：東洋医学の考え方で、いわゆるツボとツボを結ぶ経路）マッサージです。どれもスゴかったですね。ドーム型のサウナは、壁は100度くらいあって、中心あたりで麻布を被って汗を出すんです。私は5分で汗だく、15分でギブアップという感じでしたが、一緒にサウナに入っていたおばちゃんたちは、わざわざ温度の高い壁の近くへ行き、平気で世間話していました。サウナで汗を流したら、アカすりをしたりマッサージをするのが定番のようです。韓国にはいろんなタイプのマッサージがありますが、私が体験した経絡マッサージは日本人がイメージするスパやエステとは違います。思わず気持ちよくて眠ってしまうタイプのものではないですね。とても有名な先生にしていただいた小顔マッサージは、マッサージというより整体のような（笑）。骨をガンガン押されるような感じなのです。ちょっと……いや正直かなり痛かったです。でも効果はテキメンでした。先生曰く私は効きやすいタイプだそうで、マッサージ後鏡を見ると自分でもはっきりわかるほど、顔全体がリフトアップされて引き締っていました。
しゃべると口の内側を噛んでしまうことがあったくらいです。たった1時間のマッサージだけで驚きの効果です。それからもうひとつ、経絡のボディマッサージも迫力がありました。濡れたタオルを5枚くらい体に被せて、一番上のタオルにアルコールをかけて火を付けるのですから。しかも3分くらい燃えたままなんですよ！これを数回繰り返して、炎の高さや色で悪い部分を見極めるそうです。回を増すごとに炎が大きくなるのですが、なぜか熱さは感じなくなります。炎で患部が分るなんてふしぎですよね。でも私の便秘症をピタリと当てられてしまいました。患部がわかるとそこを集中的にマッサージします。これまたかなりハード。お腹と背中がくっつくってこのこと？と思うほどでした（笑）。こちらは速効ではなかったのですが、数日後快便になったんです。施術にも効果にも驚いたビューティー体験でした。
魅力は尽きないソウルの路地裏
路地裏というと庶民的な下町のイメージがありますが、ソウルにはとても古い伝統的な家屋が立ち並ぶ美しい路地裏もあるんです。そこはプッチョンという地域で、およそ600年前の街並みが奇跡的に残っている所でした。高層ビルだらけの中心部とは別世界です。プッチョンにはギャラリーやカフェなどに改装したところもありますから、散策にもぴったりですよ。すてきな宿泊施設もあります。高級ホテルとは違った、韓国らしい雰囲気を味わいたい方におススメですね。お庭もきれいで、とてもゆったりとした時間を過ごせます。
その他にもコスメやファッション、漢方や食材のお店が並ぶ路地裏もあって、どこも面白く、魅力的でした。そして活気に溢れているんです。円高ウォン安でお得だからと韓国へ行っても、欧米のブランドショップばかり行ってはもったいないですね。押しの強いおばちゃんたちと話ながらお買いものするのも楽しいですし、たくさんある小さなお店を見ているだけでも飽きません。私も今度はプライベートで是非行きたいです！
今回も日記さんがイラストを描いてくれました。「ハングル文字は、山口日記と書いてあります。それから取材前は、ハデな原色が韓国のイメージだったのですが、行ってみたら逆にシックな色のイメージになったので落ち着いた色を使いました」と日記さん。曲がった口は、激辛料理やハードなマッサージ体験でしょうか？
韓国のことをもっと知りたい方、また近く韓国へ行きたい人は必見です！番組をどうぞお見逃しなく！