口てい疫 自衛隊員を増員へ
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口てい疫 自衛隊員を増員へ

6月15日 12時34分

北澤防衛大臣は閣議のあと記者団に対し、宮崎県で広がっている口てい疫の問題で、処分された家畜を埋める作業などに当たっている自衛隊員をさらに増員し、態勢を強化する考えを示しました。

宮崎県で広がっている口てい疫の問題で、政府は、家畜を埋める作業や消毒の作業に当たるため自衛隊員を派遣しており、これまでのおよそ280人に加え、15日から、さらに60人を追加して派遣しています。これについて、北澤防衛大臣は閣議のあと記者団に対し、「きのう開かれた政府の対策本部で議論した結果、もう少し自衛隊員を増員したほうがいいのではないかと判断した。直接、投入する部隊と、緊急時にすぐ対応できるような部隊と、二段構えのような考え方でやりたい」と述べ、家畜を埋める作業などに当たる隊員を増やし、現地の態勢を強化する考えを示しました。そのうえで北澤大臣は、近く、みずから宮崎県を訪れ、現地の部隊の視察や追加派遣する部隊の規模などについて調整を行いたいという考えを示しました。