ベンチャー企業に特化した経済団体「ベンチャーマッチング交流会」の沖縄支部が28日、発足する。県内の企業同士の情報交換の場となるほか、県外から著名な起業家を招いた勉強会や事業の事例発表会などを企画し、県内外の企業とのパイプづくりに役立てる。
交流会は日本リーディング総合法務事務所(東京都)の早川周作所長が2008年に20社で立ち上げた。
これまでに東京、名古屋、大阪など全国9カ所で交流会が開かれ、5000社が参加した。地域振興を目指す経済団体は各地にあるものの、ベンチャー企業に特化した団体はめずらしく、参加数を伸ばしている。企業間で実際に、業務提携や事業拡大につながる事例が生まれるなど、交流の成果があらわれているという。
沖縄支部の第1回交流会は28日午後7時から那覇市ぶんかテンブス館で開かれる。早川氏が「沖縄で勝ち抜くベンチャーを育てるためには」と題し講演。企業の代表者や役員、個人事業主など50人の参加を呼び掛けている。
参加費は第一部の講演会と第二部の懇親会で8千円(当日1万円)、一部のみは2500円(同3千円)。二部のみは6千円(同7千円)。
問い合わせはパワフルチェンジコーチング・白橋潤治代表、電話050(5806)3782。