TOP > NEWS > SPACE > 太陽系 > 小惑星探査機「はやぶさ」、最後に地球を撮影

小惑星探査機「はやぶさ」、最後に地球を撮影

[PR]

Earth
Image credit: JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月14日、小惑星探査機「はやぶさ」が最後に撮影した地球の写真を公開した。

試料回収カプセルを切り離すのが「はやぶさ」の最優先項目で、カメラも小惑星「イトカワ」を撮影した後、長い間電源が切られており、当初は写真撮影できないと思われていたが、「はやぶさ」は順調にカプセルを切り離し、姿勢を整え、本体底のカメラを起動し、地球の撮影に成功した。

この写真は「はやぶさ」と交信を終える約25分前、日本時間6月13日22時2分頃に撮影されたもの。写真の左上に地球を捉えているが、送信の最中に通信が途絶えたため、写真の下部が欠け、ノイズも残っている。

また、この写真以外にも数枚撮影されているが、ほとんど真っ黒で、何も写っていなかったという。

なお、「はやぶさ」の本体は日本時間6月13日22時51分頃、大気圏に再突入し、燃え尽きた。

■「はやぶさ」大気圏突入/カプセルも発見
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2010/0614.shtml

Written by sorae.jp編集部宇宙班

太陽系 記事一覧


スポンサード リンク


NEWS 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP