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キャンプ座間:ゴルフボール飛び出し 相模原市長、対策を防衛相に直談判 /神奈川

 在日米軍キャンプ座間(相模原市、座間市)ゴルフ場からのゴルフボール飛び出しが後を絶たないため、相模原市の加山俊夫市長は11日、国会内で北沢俊美防衛相と会い、抜本的対策を強く求めた。これまで、防衛省の南関東防衛局(横浜市)や在日米陸軍司令部に改善を要求してきたが、実効性のある対策が講じられず、防衛相に直談判した。

 会談で加山市長は、ゴルフ場1番ホールがある基地フェンス際への防球ネット設置▽飛び出しを招きやすいホールのレイアウト変更▽飛距離が出るクラブの使用規制▽営業時間外のプレー禁止--など具体的な対策を提示。「ボール飛び出しは市民の安全を脅かす、とんでもないこと。小手先の対策では納得できない」と管理の徹底を要請した。

 北沢防衛相は「早急に対応を指示し、米軍にも伝える」と述べ、防衛省として対策を講じ、米軍との調整にも乗り出す考えを示したという。相模原市によると、ゴルフ場に隣接する南区の新磯野西公園や市立相武台中などでは、今年4月からだけでも計8個の飛び出しボールが見つかっている。【高橋和夫】

毎日新聞 2010年6月12日 地方版

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