Kinosternon subrubrum ssp

トウブドロガメ WC♂     学名 Kinosternon subrubrum ssp    


 在庫数 0頭/2頭
  source/WC
 甲長 8〜9cm

   
   

 
トウブドロガメガ入荷いたしました。亜種は不明ですが、まあ普通のトウブのちょっと個体変異だと思います。
かなり年季の入った♂WCなので、繁殖には即戦力となるでしょう。水槽に入れると猛ダッシュで隅に隠れる姿
はとても可愛いです。いや、隠れても無駄なんだけどね。。。餌食い良好です。配合飼料をよく食べています。

数ある中から最も綺麗な個体を選んでいますが、WCなので多少の傷などはご了承ください。
繁殖のための即戦力としてお勧めです。
トウブドロガメとは
アメリカ合衆国東南部に分布しているカメです。3亜種に分けられますが、見た目では個体差などもあり厳密に亜種分け
は難しい種類です(特に成熟したWC個体となると断定は困難)。古くから輸入されており、根強い人気があるカメでもあり
ます。ミシシッピーニオイガメと混同されることがありますが、ドロガメ類の腹甲には兆番があり、甲羅に蓋をすることがで
きるヤツです。

エサ
比較的簡単に配合飼料に餌付きます。そのほか乾燥エビなども与えましょう。

温度・水質
水温は26度〜28度くらいが良いでしょう。バスキングをする個体もいるので陸地はあったほうがいいでしょう。流木などを
一つは入れバスキング用の陸地、または隠れ家にしてあげると良いです。。水質の悪化に注意し、なるべく濾過をまわし
た水槽で飼育しましょう。ベビーのうちは水深を深くするとかなり動く姿が観察できますが溺れることがあるので注意が必
要です。また、水深が深いと餌をうまく採れないので、ある程度育つまでは浅くして飼うのがポイントです。当店オリジナル
のかめぢからプレートなどを使うのも良いでしょう。バッチリと効果が出ています。

紫外線
爬虫類用蛍光灯フルスペクトルライトで飼育が可能です。
環境に慣れればバスキングもするのでメタハラの使用もお勧めです。特に幼体のうちは紫外線を多めに与えます。
通常のフルスペクトルライトの場合は蛍光管を数ヶ月に一度は交換しましょう。

水槽のサイズ
カメの甲長の5〜8倍程度の広さが最も管理しやすいでしょう。ベビーのうちは特に物陰に隠れる性質があるので落ち葉な
どを入れてレイアウトすると見栄えも良いですし、カメも落ち着きます。

ブリーディング
10cmくらいを超えれば雌雄の判別は簡単にできます。ただし、輸入される個体はオスが少ないので、ブリードにはオスの
確保が重要になるでしょう。

カメヂカラのコメント
1つ。
フロリダのスライダーマニア、Dennis Uhrig氏に今回の個体について意見をいただきました。これらの個体が30頭以上日
本に輸入され、フロリダドロガメ(K. s. steindachneri)として流通しているが、それについて、どのくらいの確証があるか聞
いてみました。形体的特長として、Dennis氏いわく、フロリダドロガメ(K. s. steindachneri)にしては腹甲(plastron)と背甲
(carapce)を繋ぐ橋(bridge)の部分が長すぎる、本物はもっと短いとのことでした。また、氏の住んでいる所はフロリダドロガ
メが生息している地域であるとのことです。フロリダドロガメ(K. s. steindachneri)は一般的な種類ではなく珍しい種類で、
たくさん採れるわけがない、29年間ここに住んでいて5回しか見たことがないとのことでした。そのうち一回はたまたま家
の近くの道路で見つけたらしいです。また、「米国内でフロリダドロガメ(K. s. steindachneri)として流通しているカメを見た
ことがあるが、ペンシルバニア(K. s. subrubrum)の場合がほとんどだ」という意見をいただきました。以上、4月10日5:10,
5:32,5:56分に送られてきたメールの内容になります。
また、Bill Mccordi氏にも意見をいただいたところ、フロリダに似ているが、ペンシルバニア(K. s. subrubrum)とのハイブリ
ッドではないのか?ドロガメにはそれほど詳しくないから確実なこと言えない。といった見解でした。4月11日8:05

ご判断はお客様にお任せいたします。私は嘘が大嫌いです。ご納得のいかないお客様はご来店ください。上記メール及
びメール内容をお見せいたします。