【福岡】戦時の生活を後世に、福岡市博物館で資料展

06/15 12:53 更新

戦時中の福岡市民の生活を後世に伝えようと、戦争の資料を集めた展示会が15日から福岡市博物館で開かれています。この展示会は、戦時中、福岡市の中心部を焼け野原にした6月19日の「福岡大空襲の日」にあわせて毎年この時期に開かれていて、今年で19回目を数えます。2010年のテーマは「銃後の備え」です。第1次世界大戦でドイツ軍が使用した毒ガス攻撃から身を守るために開発された「防毒マスク」、家の照明を抑えることで空襲からの標的を避ける「電灯カバー」などおよそ50点が展示されています。「戦争とわたしたちのくらし19」は福岡市博物館で終戦の日の8月15日まで開かれています。