琴光喜関ら６５人賭博関与、相撲協会発表

6月14日19時39分配信 TBS

　日本相撲協会によりますと、琴光喜関ら力士に対して行った実態調査で、野球賭博に琴光喜関を含め２９人、花札や賭けマージャン・賭けゴルフなどの賭博に３６人、あわせて６５人の賭博への関与がわかり、警視庁へ通報したということです。

　「今、警察の方で調べているということですので、私の方からお答えすることはできない。 私も気持ちの整理がつかず、言葉もありません」（琴光喜関の師匠・佐渡ヶ嶽親方）

　一方、騒動の発端になった琴光喜関は先月の事情聴取で疑惑を否定しましたが、１４日になって一転、相撲協会に提出した上申書で賭博への関与を認めました。警視庁は改めて賭博への関与について本人から事情を聴く方針で、今後、関係者からも事情聴取を進め、暴力団関係者の関与などについて捜査する方針です。

　また、武蔵川理事長もすでに警視庁の事情聴取を受けていて、「違法性があるかどうかは警視庁の判断を待つしかない。処分については相撲協会だけでできるものではないでしょう」とコメントしています。（15日00:01）