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2010年6月14日(月) 19:20 |
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デニム再利用した土壌パネル開発
岡山にゆかりのある衣料品から土を作ろうという画期的な話題です。 岡山市に本社を置くアパレルメーカークロスカンパニーが岡山大学と共同で開発を続けています。 使用されるその衣料品とは?
岡山大学農学部の校舎の壁が植物で覆われています。 岡山市に本社を置くアパレルメーカークロスカンパニーと共同で行われている土壌パネルの開発研究です。 植物が植えられた土壌パネルの素材に使われているのは、クロスカンパニーが岡山県内の店舗で客から回収した使用済みのデニム製品が再利用されています。 全国に店舗を拡大しているクロスカンパニーが企業理念として取り組み続けているのが環境活動です。今年4月には急速に砂漠化している中国の内モンゴル自治区のホルチン砂漠で緑化活動を行っています。 今回のデニムを再利用した土壌パネルの開発も環境活動の一環です。 パネルは細かくしたデニムの生地に園芸用の土ピートモスなどを混ぜて作られたものです。 先月から始まったこの実験、今のところ植えられた植物は順調に育っています。 岡山に縁の深いデニムを再利用した環境活動クロスカンパニーでは、将来的にはビルの壁や屋上にパネルを使い植物を植えることで、街の緑化やヒートアイランド現象の抑制に繋がればと話しています。
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