各国メディア、日本の勝利に驚き 「番狂わせ」「生ぬるい試合」
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本がカメルーンを破ったことについて、世界各国のメディアは驚きを持って報じた。
カメルーンの国営放送局CRTV(電子版)は14日、「日本の『サムライ』に『不屈のライオン』が屈服した」と伝えた。その上で「カメルーンより強いとの印象は与えなかった」と付け加えた。
同じ1次リーグE組のオランダでは「番狂わせ」と報道。サッカー専門誌は日本が「多くのミスを犯し、非常に不安定な印象を与えた」と指摘。
同じくE組のデンマークのメディアでは「少々驚き」としながらも「デンマークを破ったオランダが、最後には勝ち点9でトップになるだろう」と予想。
英BBC電子版は「生ぬるい試合」と酷評。
イタリアのジョルナーレ紙(電子版)は「退屈なW杯の中で、初の番狂わせ」とし、通信社ADNクロスは「日本はよく組織されていた上に、スピーディーだった」と日本の勝利をたたえた。
フランスのスポーツ紙レキップ(電子版)は「日本の堅実さがカメルーンを上回っていた」と十分勝利に値したと評価。(共同)
(6月15日 09:14)