中谷美紀、１人全役！アニメ「くるねこ」 (2/2ページ)

　「くるねこ」は関西テレビ、東海テレビで昨年７月にスタートした５分間のショートアニメ。名古屋在住の３０代商業デザイナーが、拾った猫の里親捜しのために開設したブログが原作で、漫画を交えてリアルな猫との同居生活を描く。

　猫好きの女性を中心に１日２５万アクセス超の大反響を呼び、同ブログの内容をまとめた漫画は５巻で８０万部を突破。放送地域以外でもグッズが飛ぶように売れていることから、第２弾の全国規模での放送が決定した。

　制作側は１８日から放送されるＴＯＫＹＯ　ＭＸ（日曜後７・５５）で念願の“東京進出”が決まったことを受け、さらにファン層を拡大するため、演技力と人気を兼ね備えた中谷にオファーした。

　中谷は気難し屋の雌猫・ポ子、忘れっぽく小心者の雄猫、トメ、好奇心旺盛な子猫、胡ぼんなど５匹の猫と飼い主のほか登場するすべての役を演じ分けねばならない。

　このほど行われた初収録では、猫がしっぽを振る「フォンフォン」という音や、じゃれる「ゴロゴロゴロ」という効果音まで楽しんで演じたといい、「子猫役から（獣医の）おじいさん役まで、ひとりで何役も演じることを楽しんでいます」とノリノリで、収録に挑んでいる。