堀内氏「選挙はコツコツ」大阪遊説で打撃練習

得意だったバッティングを披露した堀内恒夫巨人前監督

　参院選に自民党比例代表で出馬するプロ野球前巨人監督の堀内恒夫氏（６２）＝スポーツ報知評論家＝が１４日、大阪・池田市のバッティングセンターを訪問し、出馬表明後初の打撃練習を披露した。

　１９６７年に１試合３本塁打＆無安打無得点を成し遂げるなど、通算２１アーチを誇る堀内氏が背広を脱ぎ捨てて相手に選んだのは、バーチャル映像のダルビッシュ。全２０球で“本塁打”こそ出なかったが、１００キロの遅球を難なく打ち返し「選挙戦は一発狙い？　今の時代はコツコツ。終わった時にはホームランでありたいね」とつなぎの精神を強調した。

　通算４８勝（２９敗）と得意にした阪神のおひざ元でのＰＲ。平日の朝とあって、観衆は父子３人だけだったが、少年に野球指導も。「チームを超越して、スポーツ人としてとらえてほしい」とアンチ巨人にも支援を訴えていた。

（2010年6月15日06時03分  スポーツ報知）

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