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競泳日本代表としてソウル、バルセロナと2度の五輪に出場した俳優・藤本隆宏(39)が、映画「Playin’ for Money(プレイ・フォー・マネー)」(榎本二郎、ケビン・グラバー共同監督)に初主演する。弱小バスケットボールチームのヘッドコーチ役で、同チームを率いてトーナメント優勝を目指す物語。俳優転身14年目でつかんだ大きなチャンス。サッカー日本代表に負けじと、強い覚悟で臨む。今秋米国公開予定、日本公開未定。
アスリートとして水の中で活躍を続けた元五輪戦士が、役者として世界の舞台に羽ばたく。サッカー日本代表が初戦を迎えた14日、都内でクランクイン。競技こそ違うが、4年に1度の大舞台を経験した“先輩アスリート”として「プレッシャーを力に変え、普段通りのプレーを。ベストを尽くせば結果はついてくる。代表としての誇りを忘れず、無心で頑張ってほしい」と日本代表イレブンにエールを送る。
藤本の初主演作「Playin’―」は鹿児島の弱小バスケットボールチームのサクセスストーリー。東京で開催のトーナメントに参加するチームが、その過程で試練を乗り越え、きずなを深めていく。
藤本はチームを率い、優勝を目指す熱血漢ヘッドコーチ役。オーディションと面接で起用が決まった。俳優転身から14年、念願の初主演作に「まだ実感はありませんが、今後のステップアップにつながる大きな作品に出会えた。主演は僕ですが、選手一人ひとりが主役の作品。周囲が引き立つような芝居を心がけたい」と決意を語った。
1996年に競技人生を引退。劇団四季の舞台を観劇し、観客の感動する姿に魅せられて役者の道に進んだ。ここまで平たんな道のりではなかったが「努力は裏切らない」と痛感。「自分を信じて、(努力を)続けてきて良かった。何事も必死になればできると改めて感じている」と胸を張った。
7月21日に不惑を迎える。「40歳までに芽が出なかったら、きっぱりとあきらめようと思っていた。でも、今はこの職業を選んで良かったと思う」と藤本。苦労してつかみ取った大きなチャンスを、絶対に逃さない。
◆藤本 隆宏(ふじもと・たかひろ)1970年7月21日、福岡県出身。39歳。早大人間科学部卒。6歳から水泳を始め、88年日本選手権200、400メートル個人メドレー優勝。89年同種目で日本記録樹立。96年日本選手権3位で引退。97年劇団四季「ヴェニスの商人」で初舞台。2009年NHKドラマ「坂の上の雲」の広瀬武夫役に抜てき。主な出演作は「CATS」、新派「花たち女たち」。「月刊バスケットボール・マガジン」にコラムを連載中。身長183センチ。
(2010年6月15日06時01分 スポーツ報知)
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