ふがじん業務外日報

昨晩のこと。ブログのコメントに返事を返そうとパソコンを見ると何やらメッセージがあるではないですか。旧市民球場のサッカー専用スタジアムへの活用を企むAFH（ALL FOR HIROSHIMA）からです。要は「おう、ちょと体育館の裏まで顔出せや」と。うーむ何が逆鱗に触れたんだろう？あれかな、これかな。身に覚えがありすぎて分かりません。

そんなこんなでフラワーフェステイバル会場の一角に用意された、｢球場跡地•夢•トーク｣球場跡地ーどうしたい？ほら語ってみんさい！なるミニシンポジウムに出向いてきました。

シンポジウムは13時からですが会場に着いたのは12時40分頃。現地では球場跡地利用に関してのアンケートをしています。覗いてみると色々項目がありますが折鶴施設やサッカー場、大学院、劇場、子供向け施設について必要かそうでないかを男女別に集計しています。スポーツ関連とサッカースタジアムがわざわざ分けてあるのが気になるところ。

私を呼びつけ・・・いえいえ、招待してくださった”ぴーすけ氏”と連絡をとってご挨拶を。メンバーの方へも紹介して頂きます。

10分ほど予定より遅れてシンポジウム開始です。席に付いた聴衆は数名。ぶっちゃけ報道陣の方が多い状態です。RCC、HOME、中国新聞、読売新聞(多分)かな。

パネリストは以下の通り。

左から司会の中振連の若狭氏、古池氏、建築家の牛谷氏、音楽著述家の東氏、石丸氏は夢想家らしい。

まず、これまでの経緯が説明され、次いで広島市の案の中心とも言うべき折鶴展示についての議論がありました。東氏の折鶴は折るという行為が重要であるというのには私も同意です。

それぞれの案の発表が終わったあたりから雲行きが怪しくなります。
AFHにも案を表明する時間を与えてくれましたが、市民球場を残す意義を力説してもふーん、と軽く受け流す感じです。古池氏は球場保存の案が少ないと一応フォローはしてくれましたが、あとは放置プレイに近い状態です。
まあ、熱すぎて周りがドン引きした感が無きにしも非ずなのですが。

若狭氏と石丸氏の広島には街中にイベントが出来る広場がナーイという話に始まり
口を揃えて広場が必要だという方へ話が向きます。球場の一部保存を唱えていた古池氏も広場には屋根が必要だ。今の技術なら出来ると言い出す始末。ふーん、要は今日は広場推進の面子ばかりだったのね。だからAFHはオブザーバー扱いなのね。その後古池氏と若狭氏から子供向け遊具についての説明があります。

アンケートの集計も発表されましたが、広場が圧倒的です。ここで”サンフレッチェ専用”サッカースタジアムとスポーツ関連施設を分けた効果がはっきり出てます。

若狭氏は子供・家族連れ施設に賛成が多いことに我意を得たりとここぞとばかりに力説。

結局、壊して何をつくるかという話ばかり。挙句に広島市の煮ても焼いても喰えない案に商工会議所が自らの移転の為の調整を施し、更に中振連が自らの要望を加えた鵺みたいなものを”これが結論だ”とアピールする始末。誰が金を出すなんて話は”ひとっこと”も出ませんでした。それはおいら達の税金でやれって事ですかい。

更には「中振連は市や商工会議所と調整をしている。イベントで集客するというのも意見が一致している。今後は具体的に調整していく。AFHさんの方はサッカースタジアムですか、まあ、そっちはそっちで頑張ってね」ですと。ほーウン万人呼ぶようなイベントをするのに幾らかかるか分かっているのですかね。

市民の意見を聞けとか過程が不透明と散々言っておいて自分等は裏でこそこそですか。シンポジウムで意見交換とか言っておいて実は結論ありきですか。よく分かりました。

その後、波田予報士さんを初めとするするAFHの方々色々表や裏の意見交換をさせて頂きました。AFHの活動に関して若干抱いていた疑問も解消されました。今後はAFHの活動を応援させて頂きます。

うーん、こうして書いたものを読み返すとAFHにおいらの単純な性格を見透かされてた様な気がするなあ。